アメリカは、ロシアにウクライナの占領地を事実上認める形で停戦案を提案したと、ウクライナメディアが報じました。この案は、ロシアが占領したウクライナ領土について「正式な認定を最長99年先送り」する内容で、事実上の支配を認める形になります。また、ロシアへの制裁の大部分を解除し、エネルギー分野での関係復活も含まれています。しかし、NATO不拡大の保証はなく、ウクライナのNATO加盟権利は残され、アメリカからの軍事支援も継続される見通しです。
ロシアはこの提案を受け入れる姿勢を示しており、両国は首脳会談の実施で合意、来週にも開催される可能性があります。
アメリカが提案した停戦案は、実質的にウクライナの領土主権を軽視し、ロシアの占領を認めることになる。ウクライナの領土問題や独立性を守ることが最も重要であり、停戦案が成立することで、ロシアに対してさらなる譲歩を強いる結果になる可能性がある。このような提案は、外交的には短期的な平和を目指すものかもしれないが、長期的には不正義を温存し、ロシアの暴力的行動を助長することになる。そこで求められるのは、ウクライナの領土回復を支持し、国際法に基づく強固な制裁を維持することだ。さらに、NATOの拡大を妨げるような妥協をしないことが重要だ。強い態度でロシアに立ち向かうことで、地域の安定とウクライナの自由を守ることができるだろう。
ネットからのコメント
1、表向きは和平ではなく停戦にとどめ、領土の正式認定を棚上げすることで、即時の軍事衝突を避ける現実的な道を選んだ形だ。しかし実質的には、力による現状変更を一定程度認める結果とも言える。これは国際秩序の原則に照らしても重大な前例を作る恐れがある。ロシア側にとっては、制裁解除とエネルギー市場への復帰という大きな利益がもたらされる一方で、NATOの不拡大保証を得られなかった点は譲歩となる。だがウクライナがNATO加盟権を保持し、軍事支援も継続されることから、西側も顔を立てた格好だ。しかしながら当然ウクライナ側の反発は避けられず、領土保全を侵されたまま停戦に入ることは、国内的にも政治的な困難を招くだろう。しかし同時に、国家の存続と国民の安全を優先せざるを得ないという現実もあるがこれから先どうなるかな
2、あぁ、ウクライナの人々の怒りはどこに向かうんだろう。もし、かわいい子供を理不尽な暴力で殺され、しかも占領される形で停戦となったとしたら、その怒り、悲しみ、やるせなさは、どこに向けて、どのような行動をとることになるのか。
テロというものには、それなりの背景があるのではないか、と思わせるには十分な事情となってしまうのではないかと思ってしまいます。
3、トランプは、ウクライナの資源権益狙いだからウクライナの意向なんて完全無視だね。ソビエト崩壊後に米露に核兵器を無理やり捨てさせられた挙句、またまた米露が頭越しに手を握って、いいようにされるウクライナ。核兵器さえ手放さなければ、こんな惨めなことにはならなかったのにね。
4、これはウクライナとロシアだから?と言う話で前列となれば中国は台湾に韓国も竹島を占拠しても占領を認めざる得なくなる提案とも言える当然ロシアも軍備が整えばウクライナだけでなく離散国にも手を伸ばす可能性も高まるトルコ、ポーランド辺りの軍事国は耐えれるだろうが備えられない各国はNATO加盟国等関係無く窮地となる世界地図が大きく変わる可能性も大いに秘めた提案であると言える
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b037422c9ad376c76ef0379dc5d8e5ce3e84b1bd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]