宮部龍彦氏(46)が川崎市長選(10月12日告示、26日投開票)に無所属で立候補を表明した。宮部氏は2015年に川崎市で出版・ウェブメディア「示現舎」を設立し、被差別部落の地名をウェブに掲載してプライバシー侵害で訴訟を起こされ、いくつかで敗訴した経歴を持つ。市長選での主張は、川崎市のヘイトスピーチ防止条例廃止を目指し、「表現の自由を侵害している」と述べた。
また、在日コリアンが住む地域について治安上の問題を指摘し、更地にして開発すべきだと提案。その理由に、放火事件が起きた宇治市のウトロ地区を引き合いに出した。専門家からは彼の主張が間違っていると批判されており、ヘイトクライム助長の懸念も示されている。
宮部氏の主張は極めて問題視されるべきであり、その発言の一つ一つが、社会に対する無理解と無責任を象徴している。特に「ヘイトスピーチ防止条例の廃止」や「特定地域の更地化」の提案は、まさに偏見と差別の助長に他ならない。表現の自由が重要であることは否定しないが、それが他者への人権侵害や社会的安全を犠牲にしていいということではない。ヘイトスピーチは社会的な絆を断ち、差別を助長する行為であり、その禁止は決して憲法で保障された自由を脅かすものではない。さらに、地域を特定しての「更地化」の提案は、言語道断であり、ヘイトクライムの引き金となりかねない。
こうした過激な意見が市長選という公共の場で掲げられること自体が、川崎市民にとって大きな危険を孕んでいる。解決策としては、①ヘイトスピーチ防止法の強化、②教育を通じた多様性への理解促進、③人権に配慮した市政運営の推進が必要不可欠である。
ネットからのコメント
1、問題なのはこのヘイトというモノが「ラクして大金稼ぐ」のツールになってしまっている、という事なんですよ。ヘイトをやれば当然訴えられたりしますが、訴えられると「助けてくれ」って言って口座を公開したり、ライブ配信したりすると、支援者がおカネをくれるんです。一人ひとりは数百円〜数千円程度がほとんどなんですが、総額だと数百万円〜数千万円にまで達する事もあるんですよね。これは30年間給料が上がらない国、ニッポンに於いては凄い金額で一度でも成功してしまえばもう真面目に働こうなんて絶対に思わなくなります。他にもヘイト業界には多くの集金スキームが存在しますのでヘイト業界でスターになるのは何の能力も魅力も無い人が人生を一発逆転する為の唯一のチャンスなんですよ。その為にヘイト業界で自分の存在を売り込むのが必要なのでその方法のひとつが選挙という面もあるかも知れません。
2、週末の川崎駅前では、在日外国人と「反対派」が毎週のように大音量で罵りあってる。その周辺を多数の警察関係者が囲んでいる異様な後景だけど、テレビなどの大手メディアでは一切取り上げられない。
3、>全国初のヘイトスピーチに刑事罰を科す川崎市の条例廃止を目指すこの一点だけで勝負したら、他の候補者で票が分散するような事があればワンチャンあり得る…かも。しかし、さすがは毎日。この条例自体に瑕疵がある旨の批判的な有識者の声は載せず、候補者の対抗になる批判的な声だけを報じる。まさに、自分たちの伝えたい事だけを伝える。こんな不公平なんだから、信頼されないということを分かっていない。いや、分かっていて確信犯的にやってる。つける薬がない。「ヘイトスピーチ」がAIに引っかかったんだが。いや、引用やん、どーしろと。笑
4、この記事だけを読んでもウルトラの危険な思想ですね。燃えたら危ないから更地、って近代思想の人権概念も、社会権も理解しない。被差別部落を晒すことを表現の自由、と言ってるだけでもアウトですが、自由だからなんでもあり、とは違うことを理解していません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbd5735eb74588b8e32f68545f626589528742b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]