【事件概要】
2025年5月8日午前11時前、東京都立川市の市立第三小学校で、2人の男が教室に乱入し、担任教師や校長に暴行を加える事件が発生。発端は児童間のトラブルで、児童の母親が知人男性に相談。酒に酔った被告2人は瓶を割って暴れ、教師に暴力を振るった。担任は鼻骨骨折で全治1か月、他教職員3人も負傷。事件は25分間続き、警察が到着して逮捕。
2人は傷害と公務執行妨害で起訴され、公判で起訴事実を認めた。
【コメント】
常識を完全に逸脱した暴挙が、小学校という子どもたちの学び舎で現実に起きた。この事件は、単なる「モンスターペアレント」の域を超え、教育現場への凶行そのものであり、極めて深刻な社会問題である。
問題の本質は、感情に任せて他者を制裁しようとする人物が、学校という公共空間に容易に侵入できた構造的な脆弱さだ。加えて、事前に問題が繰り返されていたにもかかわらず、警戒体制や通報手段が不十分だった教育機関側の危機管理体制にも疑問が残る。
このような事態を二度と繰り返させないためには、①学校の入退管理を完全電子化・常時ロック体制にすること、②保護者との面談記録を教育委員会と共有し、外部との連携を強化すること、③教職員への緊急対応訓練と護身術の定期導入が急務である。
暴力で訴える者が正義を名乗り、恐怖が教育を壊す社会は、もはや破綻寸前だ。守られるべきは、怒りに火をつける側の「正義」ではなく、安心して学びたいと願う子どもたちの未来である。
ネットからのコメント
1、学校で先生方は不審者対応の研修をしています。警察を招いて行う学校もあります。警察に言われたことで驚いたこと不審者が侵入してきたら子供を守らないといけません。先生は命をはってでも守らないといえません。警察が言うことは正しいですが、先生にも命があり、家庭がある方もいます。ますます教員になる人は減るでしょう。
2、持ってきた刺股を後藤被告の腹部に押し付けて取り押さえようとしたが、逆に廊下に押し出される。↑個人的にはこの部分がかなり気になった。素人が扱うと力が勝る不審者相手には何も役に立たない。しかもこれ犯人泥酔しているからね。これが刃物持ちだったらもっと悲惨なことになっていたかもしれない。入れさせないことがもちろん大事だが、不審者侵入時の防犯対策をもっと議論すべきでないか。
3、これはやばすぎるだろ。20年くらいは服役してほしい。
というか一生でてこないでほしい。でも先生たちにはなんの補償もされないんだろ?それはおかしい。民事で訴えて損害賠償請求してほしい。
4、日本の刑法だと、重い量刑は期待出来ない。民事訴訟で慰謝料請求しても、この手の輩は払わないだろうしね。社会的制裁を逆恨みして反社入り確定。世の中よくならいし、法律は被害者を守らない、期待出来ない。結局は自らの身は自分で護らないと。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f3b84e9ccb0db68202d25a20d24bfa23548fd739,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]