ニチレイはサイバー攻撃を受け、システム障害発生から20日で約1週間が経過した。冷蔵倉庫や食品工場の停止で一部商品が欠品し、約5千社の取引先に影響が及んだ。17日から部分稼働を開始し、今週中の全拠点通常稼働と被害全容の把握を目指している。

国内最大手の低温物流を担う企業がサイバー攻撃で機能停止し、食品供給網に混乱を広げた事実は、単なる一企業のトラブルでは済まされない。生活に直結する物流が一社のシステム障害で揺らぐ状況は、社会インフラとしての備えの甘さを示している。問題の本質は、攻撃を受けた後の対応だけでなく、平時からの危機管理体制や業界全体のサイバー防衛意識の不足にある。今後は、①重要システムの分離・冗長化、②定期的な攻撃訓練と第三者監査の義務化、③被害状況や対応策を迅速に公開する透明性の確保が必要だ。便利さや効率だけを追求し、安全への投資を後回しにする企業姿勢は改めるべきである。
守るべきはシステムではなく、消費者の日常と社会の信頼だ。復旧速度を競うだけでは不十分で、再発防止までやり切る姿勢こそが企業の責任を果たす道であるのだ。
ネットからのコメント
1、信頼回復に向け正念場とあるが別にニチレイが悪いわけではないと思う。むしろやられてるのが発覚してすぐ全部シャットダウンしたことでこれだけ短期間で復旧のめどが立ったのは評価できる。アサヒなどの事例からあらかじめ業務は止まるリスクはあるがこうしようと決めてたのでしょう。今後の参考になる対応だったと思う。
2、ニチレイさんのサイバー攻撃での被害は大きかったと思います。ただ、サイバー攻撃の詳細がわからないので何とも言えないところではありますが、正直復旧はとても早かったと思います。個人的には復旧手順を知りたいですね。経産省もSCS評価制度などの立ち上げはしていますが、この手の復旧手段の共有化も政府手動で行って欲しいです。国力を守る意味でも大事かと思います。
3、さすがはニチレイ。サイバー攻撃からわずか1週間で再開とは日頃からリスク、IT管理部門が優秀なんだろうな。
個人情報云々ももちろんだが、超大手がサイバー攻撃で止まると我々消費者にも大きな打撃がある。今は完全に防衛することは難しいけど、すぐに対応して最低限の被害に留めることは他の企業とも連携していってほしいな。
4、全拠点を今週中に通常稼働に戻す方針で、信頼回復に向け正念場だ。ただ国内最大手の低温物流が停滞したことによる顧客の小売りや外食への打撃は大きく、完全復旧と被害の全容把握が大きな課題となる。この行では、さもニチレイの脇が甘かったような記述に取れますがニチレイは被害者であり、同じランサムウエアの被害に遭ったアサヒビールが半年ほど、ASKULが4ヵ月程度要したことを鑑みるとニチレイの復旧は異例の速さであり常日頃よりシステムのコア部分を分けたり事象発覚後は早期にシステムを遮断したりといった危機管理の徹底が功を奏した結果だと思います被害を受けたニチレイを誹謗するような書き方ではなく称える書き方をすべき案件だという気がしますよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/af370c138ec9bd8debd3b7b1ba5d8d595cf2c39a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]