政府は19日、防衛装備品を供与するOSA枠組みを活用し、カンボジア陸軍へ通信機材、海軍へ警備艇を供与すると発表した。供与額は5億円で、同国へのOSAによる装備品供与は初めて。同日、首都プノンペンで合意文書に署名。日本は安保協力強化と中国の影響力拡大への対応を狙う。

5億円もの公費を使い、他国軍への装備供与を進める政策が十分な説明や検証なしに拡大している現状は看過できない。安全保障協力という名目でも、武器や軍事関連機材の提供が地域の緊張を高める可能性や、支援先の運用実態を厳しく確認する責任がある。問題の本質は、外交戦略を優先するあまり、国民への説明責任や長期的な平和構築の視点が置き去りになる危険性だ。改善には、①供与前の国会審議と情報公開の徹底、②人権や軍の透明性を含む厳格な審査基準の設定、③供与後の使用状況を確認する第三者監視制度の導入が必要である。
国際社会で信頼を得る道は、力を競うことではなく、責任ある支援を積み重ねることだ。数字で示された支援額だけを成果と誇る外交は、安心より不安を残す。国民の税金を使う以上、政府には「誰の安全を、どのように守るのか」を明確に示す義務がある。
ネットからのコメント
1、「海外に対する援助はすべきでない」とまでは言いませんが、国費を使う以上、その成果として相手国がどの程度日本の立ち位置を支持してくれるようになったのかということは後々きちんと検証すべきでしょう(実際にはそのような振り返りがなされたことはないと思います)。カンボジアはASEANの中でも最も親中派の国であり、また、他の方も指摘されている通り、タイとの国境紛争も抱えていますので、比較的親日的なタイとの関係に与える影響も考慮すべきです。ちょっと感心しないなという印象を受けます。
2、カンボジアの親日Youtubeも日本をべた褒めするけど中国のこと絡んだ話題になると途端に話題をそらします、貰うものは貰って親中のスタイルの国だから信頼出来ません。
3、カンボジアは中国と軍事同盟なみに強い軍事的なつながりがある。
武器や資金の供与も受けている。そんなカンボジアに日本が五億円分の装備品を供与したところで中国陣営から抜け出ることはない。日本政府は対中包囲網を、なんて考えているのだろうが、上手に利用されるだけだと思う。
4、カンボジアはシハヌークが中国に亡命していたこともあり、東南アジア諸国の中では飛び抜けて親中の国ですが、機密保持にはくれぐれも注意してほしいですね。そしてカンボジアが揉めている国が歴史的に親日であるタイ王国なので、その辺りのバランスには特に注意していただきたい。しかしまあ日本製兵器に依存するくらいやるなら逆にいいとは思いますけど無理でしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4804bbb7b15113cb38304788b39a53b85e7ab667,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]