静岡県伊東市の田久保真紀市長は、8月13日に市議会の百条委員会で証人尋問を受けました。尋問は市長の卒業証書の提示についてで、これに対し田久保市長は「約19.2秒ほど見ていただいた」と主張し、過去の報道で言われた「チラ見せ」を否定しました。証拠として、ストップウォッチで時間を計測した記録と会話録音があると述べ、議長からの「もっときちんと見せてください」という要求はなかったとしています。
さらに、提示後に議長から良好なコメントを受けたことを明かし、事実関係の再確認を主張しました。
表面的には単なる卒業証書提示の時間を巡る出来事ですが、裏には透明性に対する疑念と市民の信頼を揺るがす政治的背景があります。田久保市長の行動は市政の透明性や市民との信頼関係を問うもので、リーダーとしての姿勢に疑問を投げかけます。彼の説明の詳細さとは裏腹に、一般市民には不透明に感じる部分が多く残されています。第一に、百条委員会での透明性を確保するためのシステム改善が必要です。第二に、多くの市民が納得できる具体的な証拠の共有が欠かせません。第三に、市政だけでなく政治全般に渡る信頼関係の強化のために、すべての公務員の証言において具体的な実証手段を持つことが求められます。こうした取り組みは、未来の自治体の信頼性向上に欠かせない基盤となります。
市長の言動一つが、市民の信頼と政治の健全さを左右することを忘れてはならないでしょう。
ネットからのコメント
1、まあ、「見たい」と言った側が手にとって一通り目を通して返す…までの手順を踏んでいればチラ見せ疑惑になんてならないとは思うが、まあこんな話どうでも良い。除籍の事実を認識するまでの認識の経過について「卒業したと認識していた」と言う認識の明示を今は避けている点からして、本当に一部報道の通り2年生を3回繰り返していた(それなら卒業出来るわけがない)、若しくは除籍の事実を共有していた知人達の声がどうやらかなりリアリティを帯びていて無視出来ない状況になってきた事を踏まえての「偽証の回避」のようにも思える。こう言った細かい点の追及の甘さやこれまでだらだらと時間をムダに費やした経緯からしても、この市議会にも何も期待出来ない。正直市議会からの刑事告発が無理ならば、既に受理されている刑事告発の捜査に任せて議会としての市政に専念するか、腹括ってさっさと不信任決議をやるだけだと思う。
2、論点そらされないように。何秒見せたかは問題ではなく、東洋大学が発行するはずの無い卒業証書をなぜ持っていたのか?それに絞らないと逃げおおせるだろう。
不利益なことはしなくてよいという理由づけで開示もせず、詐称、偽造していないで通すのか?
3、ひるおびでは夏休み期間で子どもたちにスタジオ観覧者として来てもらってきていましたけど、伊東市の田久保市長の見苦しい姿を見る羽目になっているのが気の毒で仕方なかった。こんな見苦しい物を見せてしまって1人の大人として恥ずかしくも感じました。未来あるこの子どもたちはこ田久保市長の言動をどう思っているのだろう?恵さんはコメンテーターにじゃなく、子どもたちに意見を聞いてほしかったです。
4、論点ずらしだな。「チラ見せ」かどうかではなく、相手が中身を確認できる状態で示していたかどうかが問題でしょう。19.2秒見せた「チラ見せ」ではない。だからしっかり見せたという論法に持っていきたいのだろう。そもそも「チラ見せ」が時間軸だけで定義できるものではない。百条委員で、証拠となる記録の提出もしていないから、地方自治法違反で告発してもよいでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dfc04f2bdaf501d627f60915f474e711b773d32f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]