静岡県伊東市の田久保真紀市長は、東洋大学の学歴詐称疑惑を抱えたまま約2カ月間、不可解な言動を繰り返しています。2023年11月、田久保市長は市議会の百条委員会に出席し、「卒業証書」らしき書類の公開・提出を拒否しました。市長は、正副議長に事前に「卒業証書」を19.2秒間提示したと主張し、録音の記録を根拠にしています。しかし、全国放送された生中継では、記者から「卒業証書を公開すれば解決する問題で時間の長さは関係ない」と指摘がありました。
ネット上では市長の対応についての批判が高まり、「19.2秒バズーカ」などユーモラスなコメントが続出しています。
田久保市長の学歴疑惑とその後の対応は、市民の信頼を著しく損なうものです。そもそも学歴詐称は公職者として許されることではなく、その問題の核心は透明性の欠如と信頼の崩壊です。まず、市長は卒業証書を公開し、事実を公にする義務があります。また、市議会はこのような疑惑が再び生じないよう、候補者の経歴確認制度を強化すべきです。さらに、市民は公職者を監視し、選挙時の候補者情報に対する基礎的な確認を行うことで権力者の責任ある行動を促すべきです。この件は、市長の不誠実さがもたらす悪影響を示しており、透明性の重要性と市民の力による変化の可能性を再認識する機会となります。市民の信頼を取り戻すためには、具体的な行動と実行可能な制度改革が不可欠です。
ネットからのコメント
1、百条委員会は「卒業証書とされるもの」の正式な提出を請求しています。市長がそれを提出したならば、この学歴詐称疑惑は急速に解決に向かうことでしょう。言い換えれば、ただそれだけのことなのです。にもかかわらず、市長はこれを提出していません。「チラ見せ」や「19.2秒」といった秒数の多寡は本質ではなく、稚拙な子供の喧嘩のセリフのようです。重要なのは、正式な証拠として委員会に「卒業証書とされるもの」を提出するか否か、その一点に尽きます。
2、もはや市政や市民がという発言がまったくの嘘だったと思われても仕方がない保身ぶり。市民の方の辞職署名も始まっているようですが、在籍されている限り税金は使われ続けるので1日も早い辞職が実現する事を祈っています。
3、このような公益よりも保身にのみ腐心するような者は市長として不適格。伊東市民は直ちに田久保を市政から引き離す運動を開始すべし。全くひどい。市政を前進させられないなら早々に身を引くべき。こんな人間の保身のために費やす時間はない。
4、見せた見せないの問題ではないでしょう。
本物なのか偽物なのかが問題で、大学側は卒業していない人間に卒業証書は出さないと明言したのだから偽物という事で間違いない。誰がどうやって作成したのか、なぜ偽物を本物だとウソをついたのかが問題だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/392636180186244278f08001be7162b5fa4a1176,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]