22日夜、東京スカイツリーで稼働しているエレベーター2基が緊急停止し、「冬」に乗っていた20人が最大5時間半以上閉じ込められる事態が発生しました。運営会社によると、過去にも同様の事案が発生しており、「冬」は2017年3月に18分間乗客が閉じ込められた経緯がある一方、原因が特定されないケースもありました。定期点検は年間31回実施されていますが、直近の保守点検では異常が見られなかったとのことです。製造元・東芝エレベータは謝罪し、原因究明を早急に進めるとしています。

今回の件は、安全第一であるべきインフラの脆弱さを露呈した典型的な事例と言えるでしょう。エレベーターは人命を預かる設備であり、過去に発生した閉じ込め事案にも関わらず、根本的な原因が解明されていないことは重大な問題です。この事態の本質は、曖昧な原因解明と不十分な再発防止策に起因していると考えられます。
本来、原因が特定できない場合には徹底的な再設計やシステム改修が求められるはずですが、それがなされないまま利用者が危険に晒されてきました。
解決策として、まず、運営会社や製造元が徹底した再調査を行い、これまで曖昧にされてきた原因を明らかにする必要があります。また、緊急停止を未然に防ぐためのシステム改良や先端技術を活用した異常検知センサーの導入を推進すべきです。さらに、有事の際の迅速な救助や乗客への情報提供を可能にする体制強化も急務です。
人命と信頼がかかるインフラは、最高水準の安全性を追求するべきです。この事件を機に、企業と社会がその責任を真に理解し、安全改善を実現する契機とするべきでしょう。
ネットからのコメント
1、故障したことよりも、緊急用のインターホンがつながらないとか、管制運転で救助が容易なところに停止させられなかったとか、緊急時の対応が全然ダメだったことが大問題ですね。
2、エレベーターの内部からのインターホンが使えなかったとは酷い状態ですね。少し前にサウナ室にとじこめられて緊急ボタンが機能しなかったニュースがありましたが、密室にいて外部に繋がる手段が繋がらないのは恐怖でしかないです。
3、どんな機械でも故障することはあります。重要なのは、故障した際に乗客がスムーズに避難できることです。故障の原因究明だけでなく、スムーズに避難出来なかった問題について改善する必要があると思います。
4、スカイツリーが竣工した当初、エレベーターの中に500円玉(だったか)を立てたまま動かして、それが倒れずに到着できることでいかに揺れが少ないかをアピールするCMを見た記憶があります。さすが東芝だ! と感心し、かつて事故を起こした他国のエレベーターと比較し、やはり日本製じゃなければ安心できないと思い込んでいましたが、さすがに3回目はアウトですね。しかも原因を突き止めることができずに根本的な修理もできていなかったなど、それまでの信頼が大きく崩れ去ってしまいました。せめて「技術」では突出しておいてほしかった。日本人として本当に残念。せめて残りのM社は同じ過ちを繰り返さないでほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/20d0eb4ea49afe51f0ea45616f797b1668ae687c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]