国民民主党の支持率が9%から5%へと大幅に減少し、一部メディアではこの減少を「ほぼ半減した」と報じている。経済評論家の加谷珪一氏は23日、TBS系「ひるおび」に出演し、この動きを分析した。加谷氏は、立憲民主党の安住淳幹事長の「作戦勝ち」を指摘し、国民民主党の政策実現性に対する国民の疑念が支持率低下の背景にあると述べた。加谷氏はさらに、国民民主党が現在の政治的空白において求められる政策実行に対して後ろ向きに見えることが支持率減少の一因だと指摘している。
経済評論家の加谷氏による指摘は、多くの国民が感じている不安を代弁しているように思われます。国民民主党の支持率低下は、単に「作戦負け」に終わる問題ではありません。根本には、リーダーとしての玉木雄一郎氏への期待が実現性に乏しいという不信感があるようです。政策が実行されないとの懸念が広まり、現行の制度の欠陥や党内のビジョンの不透明さを浮き彫りにしました。まず、党内で具体的かつ現実的な政策を打ち出し、これを国民に示すことが急務です。次に、国民との直接の対話を増やし、信頼を取り戻す努力をすべきです。そして第三に、迅速で透明性のあるリーダーシップを発揮し、国民に政策の実現性を証明することが不可欠です。現状を改善するために、これらの行動が必要であり、不安定で不透明な政治のゲームに終わらせてはならないのです。
政治の本質は国民の信頼を取り戻すことであり、この課題に対して真摯に取り組むべきです。
ネットからのコメント
1、玉木はやる事が遅い。自分の条件があって、それがみんな揃わないとアクションを起こさない。ところが、物事にはみんな相手があって、相手には相手なりの都合がある。なのに、自分の条件ばかりを主張していても物事はサッパリ前には進まない。グジグジ、ウジウジ、キョロキョロの玉木では、何事も即決できない玉木では、この先の展望は見通せない事が有権者にも分かってきたのでは。
2、結果論のようだけど、「政策が一致したら」と悠長に構えるのでなく、暫定税率や年収の壁問題について「私にやらせてください」と自分から自民党に申し込むくらいの姿勢をみせてほしかったですよね。それをせずに自民や立憲が、自分達に合わせるのを待っていたから「やっぱり総理になりたいんだ」と思わせたのも大きいかもしれない。そして、別記事で「暫定税率の廃止は年内にやるべきだ」と言ったそうですけど、「何を今更」と思いました。元々、自民党の政策と国民民主の政策が近いところがあっただけに、これから野党として政権批判したら、場合によっては立憲以上にブーメランとなって叩かれそうな気がします。
3、国民民主党が「どんな層から何を期待されて」いたかを全く理解していないことが顕在化した。それは高市内閣の(これでもおそらく若干間引いた数字だろうが)若年層の支持率が完全に物語っている。もう今まで国民民主を支持していた層は戻って来ない。後悔先に立たず。興味は維新がどれだけぶれずに自民を叱咤激励し続けて議員定数削減出来るか。やり遂げたら国民民主とは決定的な差が出るであろう。
4、今回の政局で、玉木さんの判断基準の基本は『連合の思惑』に沿う事でしかないんだな、連合の顔色ばかり気にして判断しているんだな、と思われてしまいました。それが事実かどうかは二の次なんです。そう思わせた事、思われた事が致命的なんです。そこまで思わなくても『自民党と連立したら存在感をなくして埋没して総理の芽が無くなる、とでも思ったのかな』こう思わせた事、思われた事も致命的です。自民党と組んで自分が自民党を吞み込んでいずれ総理指名せざるを得ないようにしてやる、くらいの気概を持ってほしかったし、演技でもそうみせるべき政局だったと思います。いずれにしても全てご自身でなさった判断と決断と行動の結果なのは事実。
支持率の下落は誰のせいでもありません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e97f27072a9bb24e57599532dd06aca5c218d722,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]