2025年10〜12月期、米自動車大手フォード・モーターは1兆7千億円の赤字を報告し、前年同期の18億ドルの黒字から大幅に転落した。この損失は、電気自動車(EV)関連の戦略見直しに伴う多額の費用計上が主因であり、売上高も前年同期比5%減の459億ドルを記録した。昨年12月にフォードは、195億ドルの追加費用を計上し、EV需要の鈍化を踏まえて投資を抑制し、ハイブリッド車(HV)を増やす方針に転換する計画を示していた。

今回のフォードの赤字報告は、EV市場の急成長に伴う過剰投資の問題を浮き彫りにしています。これまでの市場動向に対する甘い見積もりが、このような損失に繋がったことは否定できません。まずは戦略の見直しが急務です。フォードはEV市場において、需要の変動を綿密に分析し、堅実な投資を行うべきです。そして、ハイブリッド車や他の燃料効率の良い車両へのリソース配分を再評価することも重要です。
さらに、消費者のニーズをより深く理解し、それに応じた製品開発を行う必要があります。この一連の赤字から学び、より持続可能な成長戦略を構築することが、フォードの未来の競争力を高める鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、米国も欧州も、環境対応の切り札として総合的な環境への影響度を把握せずにEVに傾斜。そして日本車のハイブリッドカーの締め出し、中国社EVへの脅威認識から巨額な補助金を付けてEV戦略を推進。現在、一部破綻がきている。各国の政府もいつまでも税金を支援金に使えるはずがない。おまけにEVの冬季や夏季での脆弱性、中国車のボディ含めた非安全性、この渦に名門フォードは埋没ですか。デトロイトはもはや米国経済の主要なエリアではない。次なる事業飛躍への切り札も持っていない。あるのは政治依存性。
2、フォードが10~12月期で1兆7千億円規模の赤字というのは衝撃的だが、EVを巡る状況を考えれば象徴的な結果とも言える。各社が急速にEVへ舵を切ったものの、需要の伸びは想定ほどではなく、開発投資や設備負担だけが先行している面がある。
一方で、EV化そのものを後戻りできない流れと見るなら、短期的な赤字だけで失敗と断じるのも早計だろう。問題は、市場の実態に合ったペースで戦略を修正できるかどうかだ。EV一本足打法ではなく、ハイブリッドや既存車種とのバランスをどう取るのかが、今後の自動車メーカーの生き残りを左右すると思う。
3、小説「トヨトミの野望」(中身は殆どTOYOTAの野望)で主人公が言ってたけど、車メーカーは事前に立てた戦略目指して何年も前から莫大な投資をしなくてはいけないので、戦略に齟齬が生じれば大きい会社ほど簡単に凋落する。フォードカンパニーの従業員は17万人超。売れなければ毎月赤字が膨れ上がるのは恐ろしい。
4、EV不振の影響もあるんだろうけど、トランプ関税でアメリカの古い産業は復活するはずでは?トランプ関税が一番、アメリカを代表する自動車メーカーのフォードを苦しめるというのがなんとも。アメリカで組み立てしてるといっても、部品はメキシコやカナダで作ってるんだしそりゃそうなるだろうなって感じ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9df66b3ac109d6f26ba36aa15051ee97536df19c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]