フロリアンさんは京都に住むフランス人で、日本での文化や暮らしの違いをYouTubeやInstagramで発信しています。彼が最初に日本のコンビニを訪れたとき、棚に並ぶおにぎりや惣菜、特に海藻の存在に戸惑いを感じたといいます。フランスではあまり海藻を食べないため、初めての体験だったのです。時間が経つにつれ、海藻は彼の食卓に自然に並ぶようになり、その味を楽しむようになりました。
彼の体験は、異文化に適応し、時間とともに新しい価値観を受け入れる過程を示しています。

フロリアンさんの経験を考えると、異文化への戸惑いは何もフランス人に限った話ではありません。私たちはしばしば自分の慣れ親しんだ文化や食習慣が標準だと思い込み、他を理解しようとします。フロリアンさんの最初の戸惑いは、海藻が海のごみに見えたということです。しかし、彼はその違和感に対して開かれた心で向き合い、結果として新しい発見を得ることができました。このような異文化交流では、私たちは未知を避けるのではなく、むしろ挑戦することで、理解と尊重の幅を広げることができるのです。
海藻のような文化的に異なる食材を受け入れるプロセスは、その文化をより深く理解し、感謝するための第一歩です。異文化への適応とは、単に新しいものを受け入れるだけでなく、その背景にある考え方や価値観を学ぶことでもあります。
今後も異文化を尊重し、新たな体験を通じて私たち自身の視野を広げ続けることが大切です。フロリアンさんの一例は、私たちにその重要性を教えてくれます。
ネットからのコメント
1、海藻を消化するには特殊な酵素が必要で、日本人は基本的にみな備えていますが、欧米人はこの消化酵素を持っている割合があまり多くないそうです。つまり、欧米人の多くは海藻を消化できません。なので海藻が身体に良いのは日本人にとっての話であって、欧米人だと下してしまうケースが多いでしょう。あまり無理に食べないほうがいいと思います。
2、それでも、日本人と欧米人では消化の仕組みに違いがあると言われていますね。日本人は、海苔などの海藻を分解できる酵素を持つ腸内細菌が多く、これは長年の食文化の影響だそうです。一方、欧米人にはその腸内細菌が少ないため、消化しにくい人も多いとか。逆に乳製品については、日本人は乳糖を分解する酵素が少ない人が多く、牛乳でお腹を壊しやすい。食文化の違いが体にも表れているのは興味深いですね
3、昔テレビで日本軍の捕虜となった米兵がすまし汁か何かを出された際にゴボウを見て「日本は捕虜に木の根を食わせるのか!?」とショックを受けたという話を紹介してて、それを見た際に「あー、外国の人にはゴボウはガチの木の根っこに見えるのか」と妙に納得感を得たのを思い出す。
近年でこそ健康食品として欧米でも知られてきているようだけど、80年以上前の価値観ではゴボウを出すと捕虜虐待と受け取られる。この変化は、実に面白い変化だなと思う。日本人にはなんの悪気もなくて、当たり前に食べているものを捕虜にも提供したに過ぎない。けど、異文化の人からするとギョッとする事があるんだなと。これは逆も然りで、日本人も海外で度肝を抜かれる事がある。それ食べるの!?ってね。この違いを楽しめるかどうかが、人生をほんの少し面白くしてくれるスパイスになる。
4、海苔まで世界中の人がバクバク食べ始めたら、さらに価格高騰するから食べなくて良いよ、今でもかなり値上がりしてきたのに。世界中に輸出出来るほどの生産量は無いんだから。温暖化なんかで年々取れなくなってきてるみたいだし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1247a89e4159135f005729c6c2a62ccebff4022c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]