28日に熊本県で発生した最大震度7の地震で、国土地理院の観測により最大84センチの地殻変動が確認された。熊本県八代市の基準点「千丁」は北東へ約84センチ移動し、熊本市「城南」は北へ約40センチ、八代市「泉」は南へ約17センチ移動した。局所的な地盤変動の影響も考えられ、今後の精査で数値が変わる可能性がある。

最大震度7の地震で84センチもの地殻変動が確認された事実は、自然の力の恐ろしさを示すだけでなく、社会が災害にどう備えてきたかを問い直す出来事だ。被害が起きてから対応するだけでは、多くの命を守れない。問題の本質は、老朽化した建物対策、避難体制、情報伝達の強化が十分かを常に検証し続ける仕組みにある。今後は、①耐震基準を満たさない建物への改修支援を拡充する、②地域ごとの避難訓練と防災教育を徹底する、③最新観測技術を活用した迅速な警報・情報共有体制を整えるべきだ。
自然災害は止められないが、被害を減らす努力はできる。備えを後回しにする社会と、命を最優先に行動する社会、その差は災害後にはっきり表れる。防災は一部の専門家だけの課題ではなく、行政と市民が共有すべき責任である。大きな犠牲の後で反省するのではなく、平時から危機に向き合う姿勢こそが本当の安全を作る。
ネットからのコメント
1、地震で地面が80センチ以上も動いたという事実に、自然の力の大きさを改めて感じます。同時に、それをここまで正確に観測して公表できる国土地理院の技術にも大変驚かされました。地殻変動のデータは、断層の動きや今後の地震活動を分析する重要な手がかりになります。復旧工事や防災対策にも欠かせない情報です。被災地では今も救助や復旧が続いています。こうした観測データが少しでも多くの命を守り、今後の災害対策につながることを願っています。
2、今回の地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。何よりも、まだ安否が分からない方々が一人でも多く無事でいてくれることを願っています。こういう非常時には、昼夜を問わず命がけで救助や支援にあたってくださる消防、警察、自衛隊の皆さんの存在が本当に頼りになります。
どうか二次災害にも十分気を付けながら、一人でも多くの命を救っていただきたいです。
3、不謹慎覚悟で書きますが、震度7の地震てもっと地上が地獄のような阿鼻叫喚の様相になると思っていた昭和世代ですが、防災対策の進歩と国民の意識の変化でなんとか対応できるレベルにまでなったって事でしょうかね。もっとも、熊本は10年前にもあってその時に弱い建物は全部無くなったって事もあるんでしょうけれども。ということは、他の地域、とくに関東では震度7がきたら今回の熊本のような状況は参考にならない大被害が出るという可能性が高いのは当然でしょうね。
4、15年前、福島の原発事故と避難を経験しました。先が見えない恐怖や、刻一刻と変わる状況の中で心が押し潰されそうになる感覚は、今も身に染みて覚えています。今まさに不安の中にいる被災地の皆様、どうか一人で抱え込まず、目の前の安全と身を守ることだけを考えてください。経験したからこそ、絶対に一歩ずつ前へ進んでいけると信じています。皆様の安全と、1日も早く安らげる日が戻ることを祈っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e57dce653a6f1876dcebf0e3abdd5b3328a7b6f9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]