沖縄県沖縄市で9月に行われた「沖縄全島エイサーまつり」では、地元自衛隊の参加を巡り、市民団体「沖縄市平和委員会」が市長の花城大輔氏の発言に反発を示しました。花城市長は、「まつりは政治を持ち込む場ではない」との見解を示し、自衛隊の参加を正規の選考によるものと説明しましたが、市民団体はこれに異議を唱え、「選考は事務局の決定であり、不正確な発言だ」と主張しています。

同団体は市長の見解撤回と選考基準の明確化を要請する一方、さらに別の市民団体も自衛隊の出演に反対し、出演中止を求める声を上げています。しかし、イベント自体では参加したエイサー隊が市民から拍手で迎えられ、SNS上でも様々な意見が飛び交っている状況です。

この状況は、沖縄市の行政運営やまつりの運営方針における透明性と公正性の欠如を露呈しています。まず、市民の信頼を取り戻すために、選考基準を公開する努力が必要です。また、多様な意見が交錯する中、関係者が透明で包括的なガイドラインを作成し、どの団体が参加可能かを明確にすることが求められます。第三に、政治と文化の融合が問題視されないよう、独立した第三者機関による実行委員会の監視を検討してもよいでしょう。花城市長の発言は、市民の感情を逆なでする結果となっており、行政が市民の声に耳を傾け、適切な対応を取ることが必要です。

この問題を放置すれば、自治体と市民の間に不信感が蓄積され、さらなる対立を招く恐れがあります。政治が絡まる場では、透明性と公正性が何よりも重要であり、その実践こそが市民に信頼される行政を築く上で不可欠です。

ネットからのコメント

1、沖縄駐屯ではないですが、現役隊員です。志願して入隊し、国旗の前で宣誓もしました。事に臨んでは危険を顧みず、もって国民の負託にこたえると。嫌ってくれても良いです。考え方は人それぞれです。災害や戦争などの有事の際、命を懸けて日本国民を守るのが任務です。反自衛対であろうとも、反対している方々の大切な人達を守るのも我々の任務です。どうか、ほんの少しでもご理解いただければと思います。

2、白を黒としているのはあなた達の自衛隊への扱いでもおなじでしょう。自衛隊は結成以来ただの一度も銃器や戦車や軍艦を一般人へ向けてなどおりませんし、外国にも向けておりません。つまり、完全白です。訓練が必要なのは戦争抑止力のため、侵略されないため、そして災害時にも有事にも迅速に対応できるように万全の体制を確立し続けるためです。

訓練を白ではなく黒と言うのではお話になりません。それに沖縄の駐屯地に所属する隊員の殆どは沖縄で生まれ育って郷土愛に溢れる方たちです。つまり、市民団体のやっていることは職業差別どころか無自覚な孫差別ひ孫差別でもあるのです。

3、自衛隊支持派。最初に政治を持ち込んだのは「沖縄市平和委員会」である。反対団体が事を複雑にしようとしているが、「自衛隊＝全てにおいてNG」という構図自体が、職業差別にほかならない。沖縄県民の中では自衛隊を応援する声が多いが、その民意を無視し、平和を語りながら分断を生んでいるのは反対団体のほうである。沖縄県はいつまで反対団体の抗議活動と職業差別を黙認し、自衛官とその家族に対して理不尽な扱いを続けるのだろうか。平時にはエイサー隊の出演や訓練に対する妨害活動を行い、有事には救助を当たり前のように要求する。自衛官も感情を持つ一人の人間である。仕事とはいえ、裏表のある扱いをされる隊員の立場を、もう少し考えていただきたい。

4、エイサーまつり巡る沖縄市長の発言に市民団体が反発　　市民団体とは言え、常続的に自衛隊配備反対を繰り返す団体であり、善良かつ平穏な生活を送る市民ではない。

市民の冠を付けただけの反自衛隊集団である。あらゆる場を通じて、批判や妨害活動を展開する。しかも自分たちの主張が認められなければ、さらに声をたからげる。異常としか言いようがない。こんな連中を相手に、沖縄市長も大変じゃな。この団体には、先の沖縄市長選で落選したものがいたよね。沖縄市民は、活動家を首長にせず、良かったと思う。