2023年11月の国内女子ステップ・アップ・ツアー最終戦「京都レディースオープン」での出来事について黄アルム選手が心境を語った。彼女はプレーオフで勝利を収めたが、クラブを15本使用したことが判明したため2罰打を受け、逆転負けとなった。JLPGAはクラブミスをプレーオフ1ホール目からと判断したが、関係者の証言には不確かな部分が残る。

黄は裁定に対し再協議を求めたが受け入れられず、優勝とファイナルQT出場資格を失った。黄は仲裁申し立てを検討したが、必要書類を揃えられず断念。今後は韓国ツアーを中心に活動を続ける意向を示している。

黄アルム選手が経験した不幸な出来事は、個人として受け入れるのには非常に困難な状況です。彼女が感じている悔しさや悲しさは、ゴルフという厳しい競技に向き合う中での人間らしい感情であることに共感します。特に、優勝後に数分でその勝利が取り消されるという事態は精神的に大きな打撃です。しかし、制度に基づく判断である以上、選手としては結果を受け入れるしかありません。私自身も仕事やプライベートで思いも寄らない困難に直面したことがあります。こうした状況において、他者の意見や制度の枠組みを理解し、次のステップに進む強さが必要です。

黄選手が前向きに韓国ツアーでの活動を選び続ける姿勢は、困難を乗り越え、未来を見据える力強さを示しています。彼女のように、すべての経験を糧にすることで、新たな挑戦に向かう希望を持ち続けてほしいと思います。

ネットからのコメント

1、普通ラウンドが終了したら、クラブハウスに上がる前に自分のクラブが揃っているか確認するだろう。いくらキャデリィーがいても、この場合は３人のプレーヤーに対して一人のキャディーだから尚更。一番可能性があるのは、キャディー間違って黄選手のバッグに入れた後誰も気づかなかったということ。奥山選手は自分のクラブ１本足りずに家に帰るところだったのだろうか、それとも帰ったのだろうかお粗末。プロからしたらクラブは命の次に大事なものではないか。

2、記事を読みましたが、黄選手が日本スポーツ仲裁機構へ申立てができなかった理由がよく分かりました。ゴルフ場の対応は不誠実だと思いました。この事案は、ステップアップツアーで、選手3〜4人の組に対し、キャディー1人だけを付ける仕組みを続ける限り、再発する可能性があると思っています。

JLPGAは、今後同様の事例で選手が不利益を被らないよう、また何より優勝がこのようなルール違反で覆ることが無いよう、再発防止策を施行して欲しいと思っています。

3、さあプレーオフだとなって、黄選手も共用キャディさんもあわただしくなり、クラブ超過や、他者のクラブ混入も気づかなかったのでしょうね。プレーオフに移るとき多少のインターバルはあるだろうから、主催者側も確認タイムを設ければ今回の件は防げたはず。自分はプレーオフなんぞしたことない一般人だけど、協会さんもこれを機に充分なインターバルと確認タイムをお願いします。

4、今回はプレーオフ後に超過クラブが見つかって問題になったみたいだけど、本戦終了後だったらどうなってたのだろう。　ステップアップツアーは１キャディなので選手がグリーンに上がるときに各選手にパターを渡し、選手が使用したウエッジ等のクラブを回収してバッグに戻すが、全員分のクラブを持ってるのでバッグに戻すときに間違えも起こる。そのまま気が付かづにホールを終了した時バッグに１５本入っていたらその選手の責任になるのかな。

　そうだとしたらおかしい話で、その辺の所しっかりルール決めした方が良い。