このニュースは大分県における高齢者虐待事件に関するもので、2024年度に報告された虐待状況を公表しています。特養や有料老人ホームの職員による虐待は増加傾向にあり、前年度比で4件増の5件が認定されています。特に、特養施設で介護職員が70代から100代までの入所者17人に対して身体的虐待を行ったケースが報告されています。また別の特養では、看護職員が80代の女性に尿取りパッドを顔に乗せ平手打ちをする虐待が発生しました。
加えて、家庭内でも過去最多の352件の虐待通報・相談があり、そのうち168件が認定されました。県高齢者福祉課はこの状況を重く見て、施設職員向けの研修や県民への啓発活動を行うと述べています。

この事件は、社会保障制度の深刻な欠陥を浮き彫りにしています。高齢者福祉の現場で発生した虐待は、その制度がいかに脆弱であるかを示しています。一刻も早く解決策を講じなければ、さらに多くの高齢者が危険にさらされるでしょう。まず、職員への厳格な研修制度を導入し、高齢者に対する適切な対応を教える必要があります。また、定期的な施設監査を実施し、虐待の兆候をいち早く察知できる体制を整えるべきです。さらに、匿名での通報システムを強化し、虐待を未然に防ぐ仕組みを作ることが求められます。こういった対策を講じることで、入所者の安全が確保され、社会全体の信頼が回復されるでしょう。
この問題を放置すれば、高齢者の尊厳がさらなる犠牲になり、我々の社会の価値観にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
ネットからのコメント
1、特養で26年介護福祉士しています。26年前とは入所老人の内容も変わってきました。家族の方も入所者も昔は謙虚な方が多くいつも感謝の言葉をもらってましたが、今は認知症で体は元気な方が多いく何でもかんでもやってもらって当たり前で、介護職を奴隷か下僕と勘違いされてる。私達も噛まれたり叩かれたら痛いし、唾を吐きかけられたら腹もたちます!県高齢福祉課の方も指導や研修と言いますが、介護の現場に入ってみてください。綺麗事では片付かないものが見えるでしょう。虐待だ身体拘束だと言いますが、認知症の方に常識や倫理など無く、何を言って通じないんです。綺麗事を言う方にぜひ、経験してもらいたいです。
2、こういうことは氷山の一角とは言え、逆に泣き寝入りしているスタッフの方たちも大勢いると思うよ。要援護者からのセクハラ、暴力。つねられたり足蹴にされるとかは日常茶飯事やで?スタッフの方が、暴力行為になんらかの危害を被っても労災にならんかったり、施設によってはあるわけさ。
こういうことを報じる前にその点も触れて欲しいとは思う。
3、特養は介護施設のなかでも介護内容が大変なところです。私も最後は実母をお願いしてました。同業者なので実情がわかるだけにこちらはたとえ虐待されてもクレームをつけるようなことは一切しないようにしていました。本当は家族が見なければいけないことを施設にお願いしてるわけです。皆さん非難する前になぜ介護施設で虐待が多いのか、もう一度よく考えてみた方がいいと思います家族でもできないようなことを仕事とはいえ、やっていただけるのに平気でいろんなクレームのつける家族の多いことに多分皆さんは知らないと思います現場の方はもう疲弊して疲れきっているんですよも綺麗事を言う前にもっと実情をよく知るべきだと思います
4、勘違いしないで欲しいのだけど、大多数の職員は労働環境が大変だろうが尿パッドを顔に乗せ平手打ちなんかしない。仕事が大変な事はこの行為への言い訳にまったくならない。ただ、人手不足だから経営者は誰でも雇うと言う点では質の低いこういう人間が来やすいというのはあると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/23178af3b9776b8d3b4e355616bbfed6f3f4faab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]