池江璃花子選手は、2025年8月1日にシンガポールで行われた世界水泳選手権・女子50メートルバタフライ準決勝で、予選を25秒63の全体7位で通過したものの、準決勝では25秒67で同組5着、全体11位となり、決勝進出(上位8人)を逃した。メダルを狙った本命種目での敗退となり、個人種目はこれで終了。2028年ロサンゼルス五輪での雪辱を誓った。
なお、平井も同記録の25秒63で全体9位と、0.01秒差で決勝進出を逃している。
池江選手の敗退は、ただの記録上の事実ではなく、その背後にある彼女の努力と復活の道のりを思えば、胸が締めつけられるような思いがする。たった0.04秒。だが、そのわずかな差を埋めるには、想像を絶する苦闘と忍耐がある。病からの復帰、トップ選手としての重圧、それらを乗り越え続ける姿は、数字では語りきれない価値を持っている。自責の念や悔しさが今あるかもしれないが、それは挑戦者の証でもある。私たちの多くも、あと一歩で届かなかった経験を持つ。その中で、再び立ち上がる姿こそが人の心を打つ。今回は通過点。ロサンゼルスでの飛躍を、心から願ってやまない。
ネットからのコメント
1、白血病の病と治療で抗がん剤も使って、病気の前とは体が変わっちゃったんでしょうね。
過去のどんどん記録がついて来た体とは違うんだと思います。それでも世界の舞台に立てるのはすごいことだけど、努力をしても鍛え上げても昔の池江さん自身に勝てない。辛い時だと思います。オリンピックを目指しても目指す途中で辞めても休憩してもいいと思います。命懸けで大病に打ち勝った体を大切に。それでも挑戦し続ける彼女はすごいた思うし、オリンピックまでの道のりで体が昔の泳ぎを思い出してくれたらいいんですけどね。奇跡を期待します。
2、明らかにスタートが出遅れたし、上がってくるのも他の選手と比べても早いなとレースを見て思った。途中から追い上げたけど、届かなかったね。それが本人のインタビューに思いっきり出ていた。通常なら歯切れ良く答えるけど、質問されてからの間が全てを物語ってたと感じた。メチャクチャ悔しいレースだったな。修造が前向きな言葉をかけても全く響かないだろうと思ったが、自身でまた立ち上がってほしいと思う
3、全盛期に白血病で治療入院を余儀なくされ、絶望のどん底にありながら、それでも日本代表として第一線で水泳に取り組む姿だけで、国民に希望や勇気を与えてくれる希有な存在です。
自分を卑下する事はありません。感謝こそすれ、あなたの努力を誰も否定出来ません。まだまだチャンスはあります。あなたの勇姿を、泳ぐ姿を楽しみにしています。
4、池江さんは病気する前はフリーもバタフライもとんでもない速い記録でしたからね…。それを超えるとなると現状だとかなり厳しいかな。当然、若手選手もロス代表狙ってくるだろうし、2年後池江さんロスに出れるかどうかも分からない。悔いなく頑張ってほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed7e5331b61a66b68f22179c467591d21acd017,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]