【事件概要】
2025年8月、石破茂首相は戦後80年の節目である8月15日(終戦の日)および9月2日(降伏文書調印日)における歴史認識に関する個人メッセージの文書発出を見送る方針を固めた。背景には、7月の参院選での与党大敗による自民党内の混乱と、保守派の反発がある。
過去には、村山(戦後50年)、小泉(60年)、安倍(70年)らの歴代首相が戦後談話を発出してきたが、今回は私的諮問機関の設置も停滞。首相は政権存続への懸念から歴史認識への言及を避ける判断をした。
【コメント】
歴史と向き合うべき国家の最高責任者が、政局の都合でその責任から逃げる――この現実は極めて異常である。戦後80年という節目は、単なる記念日ではなく、平和と過ちの再確認の機会である。その声が国のトップから発せられないことは、過去の教訓の軽視を意味する。
問題の本質は、歴史認識を「政治リスク」と見なす現在の政権構造にある。保守派の顔色を伺い、政権の延命を優先する姿勢は、国民の記憶と対話の機会を奪っている。こうした空気が続けば、今後も節目のたびに政治的忖度で歴史がねじ曲げられていく恐れがある。
改善策としては、①歴史談話の発出を首相個人の判断ではなく独立機関に委ねる制度の導入、②戦後記念日を国会での討議対象とし、超党派の合意形成を図る仕組みの整備、③教育・報道機関と連携し、節目の年に国民的対話を喚起する取り組みの義務化、が挙げられる。
「政権を守るために語らぬ」という態度は、「未来に責任を持たぬ」という宣言に等しい。信念を語ることを恐れる政治に、希望を託すことはできない。
ネットからのコメント
1、安倍談話では第二次世界大戦での過ちを認めつつも、もう戦争世代の孫以降の世代になっているから、その若い世代の人たちにいつまでも謝罪をさせ続けるのはもう終わりにしようという内容で談話として既に完成されている石破がまた談話を出すなら今後も許してもらえるまで謝罪し続けなければいけないとか河野談話ばりの発言になるのは目に見えてるからやらなくてよし韓国や中国寄りの発言をしてきた過去があるからとにかく何もしないでほしい
2、めっせーじや談話見送りの報道に騙されては行けない。今度の8日の総会でハッキリと言質を取っておかないと、簡単に前言撤回をやりますよ。
今まで何度国民だけでなく政党も幹事長合意も反故にしてきたか、こんな男を信用しては行け目線。だこら衆議院選挙も参議院選挙も不信任を突きつけてのです。
3、本当かねぇ?またまた「私は一言も言っておりません。」とか後からねっとり言いそうで不安です。もう何もしないで欲しいし、何も喋らないでもらいたい。1秒でも早く総理も政治家も辞めて国政に関わらないでもらいたい。
4、石破首相続投派は80年談話で退陣要求が強くなるなんて言ってるみたいだけど、左派や中国に応援されてる様な政権は日本には相応しくないでしょ これで80年談話に期待してた左派は少しは静かになりそうだな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e1c3dc32f67906ffbcfd655500bfdcb5a8c94914,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]