23日午後6時45分頃、関東・東北地方で地震が発生しました。震源地は三重県南東沖で、震源の深さは約330キロメートル、マグニチュードは5.0と推定されています。栃木県宇都宮市で最大震度2を観測し、東京都や埼玉県などで震度1が記録されました。震源に近い東海地方では揺れが観測されず、これは深い太平洋プレートを地震波が伝わることで、震源から離れた場所で揺れが強くなる「異常震域」の可能性を示しています。
この現象は、震源から約400キロメートル以上離れた地域での揺れが確認されたことで、地質学的に特異なケースとされています。津波の心配はないとのことです。

地震による異常震域の発生について、日本の地震観測・警戒体制には改善の余地があります。この地震は、震源地から遠く離れた地域で揺れを強く感じるという非通常の現象を示しています。現行の警報システムがこうした異常を的確に伝えているとは言い難い状況で、震源から遠い地域でも住民が迅速に安全に対応できる体制が必要です。まず、広範囲に渡る地震警報の発令基準を再評価し、地震情報を迅速に伝える技術の向上が求められます。また、異常震域を理解しやすい情報を提供する啓蒙活動の強化も重要です。これらの対策を通じて、地震に強い社会が構築されるべきです。異常震域が示す自然の不規則性に立ち向かうためには、制度の柔軟性と技術の革新が不可欠です。
ネットからのコメント
1、あの東日本大震災を経験してから、自分だけかもしれませんが独特の地震予知の警報音がまずトラウマで、その後に揺れを感じこの揺れが長くなるか、大きく強くなるか等々の不安で苦しくなります。元来臆病もんな自分ですので、あの大震災以降はスマホの一斉警報音や地震の揺れが本当に嫌で嫌でたまりません。どうか近い将来起こるであろうと予測されている大地震に備えて、皆さんと協力して少しでも犠牲を軽減していきたいと思います。まさに「備えあれば憂いなし」でいきたいと思います。
2、少し前にも東南海がM4くらいで揺れてたのが記憶に新しい東日本が10年経ってもしつこく震度7ギリギリ行かないくらいの強い地震が未だに来るし(青森も範囲的に入ってそう)どこの地域も言い方悪いけどこまめに揺れてるのに太平洋側は本当にうんともすんとも言わないから揺れてないのが怖かったくらい大阪北部(陸地が震源)とか日向灘とかあったけど。東日本は大地震が来る前の(3/9より前の)1週間、全く地震を起こさなくなり急にあの大きさ来たからねだから個人的には不謹慎だけど揺れてる方が少し安心してしまうかといって本当にポンと来たらそれはそれで嫌だな…。
3、何年か一回にある地震ですね。異常神域とか言われますが震源の深さが深い地震ということだけで、何か大地震の予兆とかではありません。勿論、地震には常に警戒しなければなりませんが。
4、深発地震といえば2015年5月30日20時23分M8.1震源の深さ682km小笠原西方沖地震を思い出します。 北海道から沖縄まで全都道府県に震度を記録した唯一の地震でした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2acad6fbe8e365d0df2e836eaaef95d578ea489,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]