F1ドライバーの角田裕毅選手に対するドラマチックな展開が続いた2023年シーズン終盤。11月のブラジルGPではピットクルーの凡ミスによりペナルティがさらに加算され、17位に終わった。続くラスベガスGPでは事前にタイヤ空気圧の管理に失敗し、予選19位と低迷。チーム代表の謝罪も異例だったが、角田自身のミスは見られず。加えて、レッドブル内の指導層交代や株主間の権力闘争が背景にあり、角田のサポート体制に疑念が浮上している。
こうしたチームの不手際が彼の成績と去就に悪影響を与え、議論が巻き起こっている。

今回の一連の不祥事は、個人の問題ではなく、F1界で名門と称されるレッドブルの体制に根深い欠陥を示しています。ブラジルGPのペナルティによるピットミス、ラスベガスGPでのタイヤ空気圧管理の失敗は、F1最高峰の舞台において許されるべきものではありません。これらは単なる技術的な不備ではなく、チームの連携不足や内部統制の欠如が根底にあると考えられます。
問題の本質は、個別のミスが続発する点よりも、チーム内で角田選手を十分にサポートし切れていない構造的問題にあります。株主間の権力闘争の影響で、リーダー層が交代し混乱が引き起こされたことからも、現在の体制が持つ不安定さは明白です。このような環境下である以上、角田だけでなく他のドライバーにも悪影響が出る可能性があります。
解決には以下の対策が求められます。
①チームのミスを許さない厳密な管理システムの導入。
②スタッフ間のコミュニケーション強化とトレーニングの徹底。
③権力闘争の根源を解決し、組織内の安定を刷新するリーダーの任命。
名門としての自尊心を取り戻すには、徹底した自己改革が必要です。優秀な選手が本来の力を発揮できない状況は、F1全体にとっても恥ずべき課題です。信頼なくして勝利は得られないという原則を再認識し、早急な改善を図るべきでしょう。
ネットからのコメント
1、凡ミスが多いしマシンのセットアップも悪いとなれば日本人ファンとしては不満が増すばかりです。現在のF1のトップチームのレッドブルなのでもっと自覚を持ってレースを運営してほしい。来年の新レギュレーションで仮にレッドブルの戦闘力が無くなったらフェルスタッペンも出ていく可能性もある。
レッドブルはもう一度初心に立ち返ってほしい。
2、そうした側面もあると思うが・・根底にあるのは東洋人への差別意識も根強いと思う。F1は欧州のセレブが中心となって運営権を握るモータースポーツである。彼らの中には、アジアやアフリカが植民地だった時代の歴史観が残っていて、F1の世界以外でも東洋人への差別は表面的ではないにしても意識はあるだろう。つい最近もミスフィンランドや国会議員が「ツリ目」画像をSNSにアップして批判を浴びたが、ツリ目が批判を浴びるということは、まさに東洋人の印象として全体が差別意識を共有できるからであり、民族・地域のネガティブな差別意識の存在を証明した。角田選手への「わざと?」とも思えるチームやスタッフのミスも、トップからの指示では無いにしろ、心の底にある東洋人への差別意識が無関係とは言えないと考える。
3、急遽、レッドブルに昇格と成った時点で、こういう意味不明な足の引っ張り方されるのは予想していたし、やっぱり懸念していた通りに成ったな、としか思わない。そもそもホンダとチームとのエンジン契約がこじれ始めたあたりから、兆候はあったと言わざるを得ない。
そういう意味でも、昇格しないでいた方が、角田の本領を発揮出来たシーズンだったと思ってる。それにもう、レッドブルグループには、なるべく関わらない方がイイ。他チームを含め、早く新天地を目指すべきだ。
4、わざとらしいこの2レースで普通のドライバーなら精神的に折れている状況。それでも、なんでも最終戦まで走らせた彼は最強。早くこのチームから離脱して、真っ当なチームのマシンに乗って欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/25bd9c95eb3232a6336afd547f7904f51a16d4e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]