石破茂前首相が大晦日朝の経済バラエティ番組「景気満開テレビ2024」に生出演しました。本番組は18年目を迎え、石破氏の出演は2011年から続いています。石破氏は2023年10月に首相を退任し、高市早苗氏が後任に就任したことが触れられました。番組内で「南海キャンディーズ」の山里亮太氏から「再び総理を目指す可能性」について質問され、「絶対にやらないとは言い切れないが、やりますと明言するのも不適切」と微妙な立場を語りつつ、衆参両議員が率先し国の未来を考えるべきだと語りました。

石破氏の姿勢を象徴するこの発言は、政治家として慎重な態度と現状洞察をうかがわせますが、政治体制全般への疑問も浮かび上がります。
政治家が未来に関して思慮深く答えるのは当然ですが、石破氏の言葉の背景に隠れた問題を見逃すべきではありません。今回の発言からは、首相の選定が国民の意思よりも議員内の駆け引きや戦略に依存している現状が浮き彫りにされます。民主主義国家である日本において、国民の声が政治の中で十分に反映されていない制度の欠陥を目の当たりにしているのです。特に首相という国家を代表する重要な役職が、単なる「資格」があるだけで議員全員に可能性が開かれているという姿勢には疑念が否めません。
解決策としてはまず、首相選定プロセスを透明化し、国民が選択権を持つ新制度の導入が急務です。また、議員間の政治的利害を排し、国家の未来を最優先にする改革を徹底する必要があります。
そして、こうした改良を進めるための第三者監視機関を設置し、国民の信頼を回復するためのチェックを強化するべきです。
国家運営において最も重要なのは、国民目線での政治運営の徹底です。政治家が曖昧な態度を示し続けるのではなく、国民が安心して未来を託せるリーダーを選ぶ仕組みが不可欠です。「どうするんだろう」と考えることも大切ですが、何より行動に移すことが求められます。日本の未来は、問答の余地ではなく実践のある政治に託されるべきです。
ネットからのコメント
1、石破氏はわかっているようでわかっていないと思います。やりますと云った場合には確かに石破氏の分析通りだと思いますが、絶対にやらないと云えば、当然すぎてニュースになる訳がないと思います。衆議院議員、参議院議員だけが総理大臣になる資格を持っているのは確かですが、いつ落ちるかわかりません。広義の意味では現在各自治体の首長などが国会議員に当選すれば可能性はあります。何れにしても、自民が与党であり続けたとしても、岸田氏と石破氏は金輪際の可能性はないと思われます。
2、なんで石破を出すのかがわからない。
視聴率上がるのかな?できない総理としてもっとピックアップすれば良いと思う。高市総理のこの2カ月と石破の1年どれだけのことをしたか。国民からの支持率の比較など石破に反省の言葉を話させたら良いと思う。国民は石破に戦力外通告を言い渡した。その意味を理解しているのかも聞いてほしい。番組に出すならそれぐらいのことをしてほしい。
3、岸田氏、石破氏両名に共通してるのは、国民の評価が著しく悪いのにとんでもなく自己評価が高いところですね。総理になる資格を持っていようが再登板なんて誰も望んでいないし、むしろその資格すら持たなくしてほしい(選挙で落選してほしい)と思ってる人たちが大多数だと言います。大体再登板の意欲を聞く方も聞く方ですが。
4、そもそも論だけど、一般社会では頑張りより結果で評価されるのです。どれだけ理想論を並べ立てても結果がなければ評価はゼロです。今のように責任あるポストから外れたら再び立て板に水のように出来もしないことをベラベラと喋っているから、国民は貴方に冷ややかな目線を送っているのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/30ab90d8fdd6ec426a6b29eb1ba97f0da9de4c57,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]