日本ハムは千葉・鎌ケ谷にある2軍施設を総額4億円規模で改修することが明らかになった。改修計画には、新しいウェートトレーニング場の建設と、室内練習場に「トラジェクトアーク」という最先端の打撃練習用バーチャルマシンの導入が含まれる。球団幹部は「ファームの移転を発表したが、育成拠点・鎌ケ谷への注力は怠らない」と強調。北海道への2軍移転は2030年に予定されているが、その前に鎌ケ谷への投資を惜しまない方針を示した。
改修後の施設には、科学的な動作解析システムを備えたラボも併設予定で、2024年5月の完成を目指す。また、「トラジェクト―」は来年3月に導入予定で、多くの選手からの要望を受けて決定された。

今回の改修は、スポーツ界における科学技術の進化と、それを取り入れるための投資の重要性を示しています。日本ハムの鎌ケ谷施設に対する改修計画は、選手育成における意識の高さを感じさせます。選手たちがより質の高いトレーニング環境で育成されることは、球界全体にとっても嬉しいニュースです。しかし、これほどの資金を投じることへの慎重な検討は欠かせません。トラジェクトアークのような最新技術の導入は、選手たちに実際にどのような効果をもたらすのか、具体的な成果が期待されます。日本ハムとしては、選手育成の強化に向けた重要なステップである一方で、導入後の長期的な結果を見据えた取り組みが求められます。
代替案として、新技術の効果を評価するためのデータ収集方法の改善、経済効率のさらなる検討、そして地域社会との連携を考慮に入れる価値観の対比が重要です。球団による投資判断が真に未来を見据えたものであるか、透明性を持って示されることが望まれます。
ネットからのコメント
1、ファンとしても鎌ヶ谷市にも、とても良い話だと思います。新庄監督も言っていた将来的な3軍構想にも繋がって来るのでは。また寒い11月から4月くらいの拠点にもなるかも。維持費は掛かりそうだけど、取り壊すにはもったいない施設。関東拠点とした大学、社会人チームとの交流戦にも使えるし。巣立っていった多くのスター選手のパネルがあって、ノストラジックな雰囲気がある鎌スタが残ってくれそうで嬉しい。
2、エスコン移転後の日ハムの精力的な選手獲得や環境整備への投資ぶりをみていると、札幌ドームにどれだけ搾取されて歯痒い思いをしてたのかを、あらためて感じさせますね。日ハムが北海道移転できたのは間違いなく札幌ドームのおかげではあるのですが、どこかで勘違いしてしまったのでしょうね。
3、二軍を二つに分ける構想かもしれませんね。ホームの試合を中心に戦うAチームと在京球団とのビジターを中心に戦うBチーム。まあそこまで極端ではなくても、三軍相当の選手は試合への出場の為に移動時間を割くよりも練習時間に当てた方が良い場合も多いので、分散させるのはありだと思いますね。
4、日本の実力者が海を渡る現状がある以上、日本のプロ野球が目指すのは育成による戦力強化。これには施設の充実は欠かせない。ファイターズはその事に気付いているのだろう。同時に日本のプロ育成に対するデジタル化、クラブハウスの強化などやるべき課題は多い。もう育成すらメジャーに勝てないかもしれない。それでも収益の強化を含めてやらないと人材は集まらない。NPBの今後の対応が待たれる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/45de65b79cd8535ba1b1a08d51476bcb94ffdb73,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]