事件概要:
2022年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で演説していた安倍晋三元総理(当時67)が、山上徹也被告(45)による手製のパイプ銃での銃撃により命を奪われました。裁判では、山上被告の母親が旧統一教会への献金で家庭が破綻したことや、生育環境が事件に影響を与えたと指摘される一方、短絡的で自己中心的な意思決定が批判されました。奈良地裁は、すべての起訴内容を認定し、検察官の求刑通り無期懲役を言い渡しましたが、弁護側はこれを不服とし、量刑を含めた控訴を大阪高裁に提出しました。

コメント:
この事件は、個人の生育環境や社会制度の不備、個人の倫理的判断が交錯した極めて重いテーマを孕んでいます。法廷では山上被告の家庭事情や旧統一教会への苛烈な批判が交わされましたが、最終的に認定されたのは「短絡的な自己中心的意思決定」による行為の結果です。
特異な家庭背景を言及することは重要ですが、それが他者の命を奪う正当化につながるのなら、根本的に社会の道徳的基盤が崩れます。この問題の核心は、個人の不幸が不可解な形で暴力に発展するような「社会的安全網の脆弱性」と「宗教法人規制の欠如」にあります。まず、旧統一教会を含む過剰献金の是正につながる宗教法人法の見直しが急務です。また、家庭崩壊に直結しかねない事態を救済する福祉相談体制の強化も欠かせません。さらに、暴力による解決を抑止するための教育・啓発も必要でしょう。いかなる理由であれ、個人の不幸を暴力で発露する環境を正さない限り、同様の悲劇は繰り返される可能性があります。暴力ではなく、正義を基盤とした社会でなくてはなりません。
ネットからのコメント
1、まだ事件の真相を掘り下げる余地があると感じる。必要なら最高裁までいってほしい。山上被告自身の生い立ちや境遇、旧統一協会、政治と旧統一協会の関係など、まだ真相を掘り下げる必要がある。控訴しないで喜ぶのは旧統一協会や癒着していた政治家であり、早く幕引きをはかりたいと思っていることでしょうから。
罪を償うのは最高裁のあとでも遅くはない
2、司法が被害者の身分によって判決を変える事は許されない。この不当な判決は覆るべきだと思います。山上被告の壮絶な経験と再犯のリスクが極めて少ない事、夜に与えた良い影響を考慮すれば執行猶予付き判決で懲役5年〜8年が妥当で合理的と考えます。
3、彼のおかげで日本の政界の闇も明るみなったことは間違いない。何より統一教会の問題があることを知りながら長年放置してきた自民党も、この事件の責任を負うべき。山上だにに罪を負わせて幕引きしようとする悪意を感じる。更生できないような極悪人ならともかく、彼は人としての優しさ哀しさを当たり前に持ち社会が生んだ被害者でもあることを忘れてはならない。
4、人の命を奪えば極刑、無期懲役は当然だと思います。しかし、この事件は国の怠慢が招いた事件だと思います。政治家が私利私欲のために犠牲者を無視してきた結果だと思います。そう考えると強く同情の余地があると考えます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7558458dccda84ff242b19237aae96a34701cf58,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]