プルデンシャル生命保険の今回のニュースについて対応を示します。
事件概要:2023年10月4日、プルデンシャル生命保険は保険の新規契約販売活動を90日間自粛することを発表した。同社では社員100人以上が顧客約500人から総額約31億円を不正に受け取っていたことが明らかになり、ガバナンス体制や営業制度の抜本的見直しが必要と判断された。自粛は10月9日から始まり、準備期間として8日まで社員に活動報告を義務付ける。また、1日付で社長を辞任した間原寛氏は当初予定されていた顧問職への就任を撤回し、退職後は業務に関与しないことが確認された。自粛期間中は内部検証や社員教育を強化する計画が掲げられている。

コメント:今回の不正行為は、金融業界の根幹を揺るがす深刻な問題です。プルデンシャル生命保険のガバナンス体制が大量の不正を長期間見逃した事実は企業の統治能力に深刻な欠陥があることを浮き彫りにしました。
そもそも、顧客から預かった資金を扱う生命保険会社において、内部監査や営業制度が機能していないことは極めて異常です。
この問題の背景には、不適切な従業員管理、曖昧なコンプライアンス指針、利益至上主義的な営業文化が存在すると推察されます。これらの構造的欠陥を排除するためには、第一に徹底した内部監査を通じた不正の再発防止策を策定すること。第二に、コンプライアンス違反への厳しい内部規制を強化すること。そして第三に、社員教育を根底から刷新し、倫理観と責任感を持つ営業体制へ移行することが求められます。
生命保険業界は顧客の信頼によって成立するビジネスです。不正による負の遺産を精算できない企業は、市場において淘汰されるでしょう。今回の自粛期間中に本質的改善が実現することを期待しますが、社会的責任の所在に対する厳しい目を忘れてはなりません。
ネットからのコメント
1、数十年にもわたって行っていた不正行為ですので、役員を変えたり、新規の営業を自粛したとしても、本質的な改善にはつながらない気がします。現在公表されている31億円という数字も、明らかにクロと考えられるものだけでしょうから、グレーなモノも含めればこんなものではないでしょう。
先日の記者会見からも判るように、報酬体系がこのような状態を作り出した主たる原因のように考えられているようでしたが、そのような報酬形態を良しとし、売上獲得のためなら何をしても良いという企業風土を変えるためには、場当たり的な見直しでは、ただのガス抜きに終わってしまう気がします。
2、氷山の一角なんかなぁと思ってしまう。公になっている事案ならまだしも、一番怖いのは搾取されている事すら築いていない契約者もまだまだいるかもしれないという事。人生設計とかライフプランなんて事言って、これっぽっちも客の事なんか考えてないんだろうなぁ。当然多くの営業社員が真面目にやっているんだろうが、この会社はもう厳しいだろうなぁ。
3、5年くらい前、突然大学時代そこまで親しいわけでもなかった(喋らないわけでもなかった)同級生に、「転職して顧客相手仕事になったので、一度練習も兼ねてカフェで話を聞いてほしい」と言われ、行ったらプルデンシャルだった。謎の(5個くらい上の)上司もいた。久しぶりに会った同級生は笑顔も完全に営業スマイルで、どうして転職したのか聞いても悪徳商売の勧誘に引っかかったとしか思えなかった。
成長教にでも入信させられたのかなという印象を受けた。そのときの話し方やその後のしつこい勧誘が嫌で、以降連絡先はブロックしたけど、あの一件以来、プルデンシャルへの怪しさは感じていた。90日間でどうにかなるような会社ではないと思う。
4、自粛の期間が短すぎるし、他の詐欺行為の有無の追加調査を行わないとしているところに本気度を感じない本来なら保険業認可取り消しが妥当だが、日系大手も類似事案があるだろうから金融庁もそこまで踏み込まないのだろう業界の信頼回復のために、今大鉈が必要
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c73e66c5de6f07e799c0f3e11fdee5e48a773be1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]