フィギュアスケートの全日本選手権で5連覇を達成した坂本花織が、報道陣の取材で自身の「葛藤」を語った。大会は12月19日から21日にかけて東京・国立代々木競技場で行われ、坂本は2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表に内定している。22日の取材で彼女は、大技を求める一部のファンからの声を受けつつも、自身のスタイルを貫く決意を表明。
特にトリプルアクセルを組み込んでいない戦略について批判もあるが、彼女は「自分のやり方で振り切った」と述べた。彼女の目標は、今後の五輪での銀メダル以上の獲得であり、表現力を含む総合力で勝負する意向を示した。

坂本花織選手の心情を考えると、彼女のもつ葛藤は多くのアスリートが直面するものと共通しています。大技がなくても自分のスタイルで戦い抜くという決意は、簡単なものではありません。しかし、彼女は既に5連覇という素晴らしい結果を残しているのですから、自信を持って進んでほしいと思います。また、自らの個性を信じて道を切り開くことは、坂本選手だけでなく多くの人にとって勇気をもたらすものです。同様に、私もかつて自分らしさを信じることで乗り越えた経験があります。大切なのは外部からの声に揺らぐことなく、自分自身が選んだ道を進むこと。
これからもその姿勢を保って、さらなる飛躍を遂げてほしいと願っています。
ネットからのコメント
1、全日本も世界フィギュアも、坂本さんの演技を生で見たことある。演技の始まりから終わりまでスピードが途切れないし、ジャンプの大きさや流れは他の選手とは次元が違うものがある。高難度のジャンプを跳ぶのに有利な体型やタイプがあるとしたら、坂本選手はどちらかというと回転数よりもスピードと幅、流れを得意とするスタイル。無理に習得しようとして怪我ばかりになってしまったり、全体のバランスが崩れることもあると思う。高難度化の中で葛藤がないわけがない。それでも自分のスタイルを貫き、何年もトップを譲ることなく結果を出し続けてきた。素晴らしいことだと思う。
2、気にしなくて良いと思います。だってマリニンにすら「大技だけでジャンプしか印象に残らない」と言ってる輩もいるんですから。本当にスケーターは大変だと思います。大技に挑めば「ジャンプだけ」完成度で挑めば「大技がないのに得点高過ぎる」もう、気にしないで良いです。特に女子の場合は身体の軽い成長期前は男子並の高難度ジャンプ構成をこなす選手も数多くいますが年齢を重ねるにつれて飛べなくなってしまいます。
オリンピック、ロシア代表濃厚なペトロシアンも高難度ジャンプの成功率がどんどん下がっていて、同時期に開催されたロシア選手権ではFPでは全ての高難度ジャンプに失敗していました。また、アカティエワ、ムラディエワ、ジリナ等年齢を重ねるにつれてどんどんスキルが落ちていき国内でも表彰台を逃すこととなりました。坂本選手はずっとスキルや体型を維持し続けていて、それだけでも素晴らしいと思います。
3、ロシアが出てれば、大技無しに、戦うことはできなかったのでは?若い選手達は、必ずトリプルアクセルかそれ以上のことに挑戦しているし、その姿勢は必要だと、思います。
4、坂本ちゃんは、今更スタイルを変える必要はない。ただ、真央ちゃんの昔から採点方式には一言申し上げたい。芸術点があるのは、理解出来る。ただフィギュアはあくまでもスポーツ。極論だが、高跳びでフォームが美しいからと、優勝する事はない。芸術点は認めるが、技術点の比重を高めないと、リスクを取って大技に挑む人がいなくなる。オリンピック競技である以上、もう一度スポーツの原点に立ち戻って貰いたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d6040de361bad7e25a8864e7a61aef5f381f9b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]