2026年の春闘では、連合が5%以上の賃上げを目指し、経団連も3年連続の5%超を掲げた。注目されるのは、生命保険大手の営業職員約3万7000人に対する賃上げで、明治安田生命は平均6.5%、日本生命は約4万人に6%超、住友生命が約3万2000人に5%の賃上げを予定している。営業職の賃上げには人材の確保と定着という課題が背景にある。オープンハウスは新卒営業職の初任給を40万円に引き上げた。企業は職種別に賃上げする動きを見せており、特定職種に重点を置いた賃上げの先駆けと見られる。
営業職のみを優遇した賃上げは、単なる給与政策にとどまらない。企業は営業職を「稼ぎ頭」としながらも、その流出率の高さに直面している。例えば、日本労働調査組合によれば、営業職の約7割が退職を検討した経験があり、現に生命保険業界では5年間で営業職員数が1万1000人減少。過去の構造的な課題から脱却するためには、より革新的な制度改革が求められる。まずは、職種間での賃金格差を埋めるべく、成果に基づくインセンティブ制度の拡充を図るべきだ。
次に、職場の魅力を高め、社員と企業の連携を強化するためのメンタルケア支援の強化が重要である。さらに、人材確保に向けて職種横断的なキャリアパスを設定することで、新たな価値を生み出す可能性を創出するべきだ。この動きは必然的に社会全体の職業観に変革を促すものである。現行制度の見直しは、長期的には日本の労働市場全体の活性化に貢献するであろう。
ネットからのコメント
1、営業に関わらず、現場職は人気が無い。責任と表裏一体だから。コーポレート部門はエアコン効いた本部からあれやこれや指示を出してくるが、AIに置き換えた方が客観性も高く生産性も良いので自身がコスト部門と強く認識して欲しい。良くわからんルール作って仕事した気になっている人が多すぎる。仕事のための仕事に価値と報酬を求めすぎ。
2、営業職なんて一番やりたくない業種と言われてるぐらい、自分から希望してやろうとする人はいない。よく求人サイトでは事務職とかデスクワークで募集しておいて、それで面接にやってきた志願者に対して本当は事務職じゃなくて営業が欲しいから営業職をやってもらうとか言ったり、酷い場合は入社してから営業職に回すという会社も少なくなくない。
それでいて営業職で妥協した従業員には、本来は事務職で募集したから給料は事務の分しか出さないみたいなことをするから、ますます営業職は敬遠される。だから圧倒的に営業が不足してるのは当然で、そこを埋めるには賃上げしか方法はないのは仕方ないと思う。
3、長年会社勤めをしていて感じた生保会社の営業職(生保レディーという名も変えるらしいが)というと、お客様のニーズをつかんで最適な商品を提案するということなのだろうが、実際は必要もないニーズを掘り起こして不安を煽り無理やり押し付けていくというイメージしかない払い込んだ保険料がこんなところへ回されているかと思うと新しい保険に入る気にはならないね
4、会社の仕入れを担当していた時に訪問頻度が高い営業担当は、結果としてニーズに合った商品提案が多くなり売上を伸ばす傾向がはっきり現れていました。コミュニケーションが密になり、こちらが欲しい傾向なども伝え易くなり御用聞き的な訪問も多く、ついでに定番商品も既存の取引先より安い提案も出てくるようになり切替オーダーしていました。
頑張っている営業担当は、取引先から報いる受注もあるのがあると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9e0b2abbd1545f02e30526c243a61251c8e41de4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]