沖縄県今帰仁村のテーマパーク「ジャングリア沖縄」は2025年7月の開業から1年を迎え、25日に会見を実施。1年間の来場者数は約100万人、売上高は100億円超の見通しで、経済効果は約494億円と試算された。開業当初は待ち時間が最大約300分に達したが、約60分まで改善した。

開業1年で大きな経済効果を生み出した一方、「思うような数字ではない」という運営側の発言は、期待の大きさと現実の差を示している。地域振興の切り札を掲げるなら、単なる話題性や一時的な集客ではなく、継続的に選ばれる仕組みが不可欠だ。問題の本質は、施設の魅力だけでなく、周辺交通、宿泊環境、リピーター獲得策など地域全体を巻き込む設計が十分だったかという点にある。改善には、混雑予測による入場管理、地元企業との連携強化、北部全体を巡る観光ルート整備の3点を進めるべきだ。
巨額の投資を成功物語に変えるには、数字を飾ることではなく、利用者と地域住民の双方が恩恵を実感できる運営を続けることが必要だ。観光は夢を売る産業だが、地域の未来を賭ける以上、夢だけでなく責任ある成果が求められる。期待だけで終われば、地域振興という看板は空洞化する。
ネットからのコメント
1、自然や海のきれいなところにわざわざ自然をアピールするアトラクションを作るという発想は,過去の宮崎シーガイアを思い出す.せっかく,行くのであれば作り物ではなく,天然の自然や,史跡をめぐる旅でありたい.
2、企画自体に大きな問題があったと思います。沖縄という土地への理解が十分でなかったことが、現在の結果につながったのではないでしょうか。また、USJの場合、ユニバーサルという強力なバックボーンがあったからこそ成り立っていた部分が多く、再建と呼ぶには内容が伴っていなかったのも事実です。「これとこれを組み合わせる」といった発想や展開ができたのも、ユニバーサルという基盤があったからこそであり、ゼロから新たな事業や企画を成功へ導く力は十分ではなかったように感じます。
結果として、私は素晴らしいと勘違いしてしまった刀の代表者に再建を依頼した判断が、現在の状況につながっていると言えると思います。
3、どうしてもリアルなジュラシック体験できる と期待してしまう、、、バギーに乗ってブラキオサウルスと並走したり、追い掛けてくる T―REXから逃げるとか無いのに、それを期待させてしまう前評判とのギャップがツラい。それと、真夏のカンカン照りの炎天下で、日陰が無いのは ちょっと厳しいかな。でも、現地のスタッフさんは凄く頑張ってられると思う。
4、沖縄の新たな起爆剤として期待された「ジャングリア沖縄」の開業1年ですが、来場者数100万人という結果には厳しい評価をせざるを得ません。巨額の投資や事前のアピール規模を考えると、運営トップが認める通り、当初の試算を下回る物足りない着地と言えます。アトラクションの待ち時間が大幅に短縮された点も、運用の改善というより客足の伸び悩みを象徴しているようにも映ります。また、有名キャラクターなどの強力なコンテンツを持たない施設特性上、一度訪れた観光客が何度も足を運ぶ動機付けが弱い点も懸念材料です。
494億円という経済効果の試算だけに安易に一喜一憂せず、2年目以降にリピーターを獲得できる明確な強みを再構築できなければ、沖縄北部振興の足枷になりかねないと感じます。一過性の話題性だけに依存したテーマパーク事業の難しさを痛感させられる1年だったのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3f037ee00b0b5bf57abe853bf221a8f34b195334,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]