2026年、トランプ米政権はカナダ政府が米国産品を不当に扱っているとして、1930年関税法第338条に基づき、30日後発効の最大50%関税をカナダ製品の一部に課す方針を示した。対象は牛乳・クリーム、酒類、ホッケー用品などで、USMCAの免除も認めない。カナダは反発し協議継続を表明した。

同盟国同士の貿易関係を、十分な検証や協議よりも高関税という圧力手段で揺さぶる姿勢は、国際経済の安定を損なう危険な対応だ。特に長年築かれた米加関係に対し、初適用となる1930年法の強力な規定を持ち出すことは、問題解決より対立拡大を優先しているように見える。本質的な問題は、通商ルールを政治的交渉の道具として乱用できる制度上の弱点にある。改善には、第一に第三者機関による公平な貿易調査を徹底すること、第二に関税発動前に正式な協議期間を設けること、第三に同盟国間で紛争解決の透明な手続きを強化することが必要だ。
国益を守るとは相手を一方的に押さえつけることではない。短期的な威圧で信頼を失えば、最終的に損をするのは自国の産業と消費者である。強さとは関税の数字ではなく、ルールを守りながら成果を生む力だ。
ネットからのコメント
1、また関税かよって感じ。気に入らないことがあれば50%関税をちらつかせて圧力をかけるやり方って、本当にそれでアメリカ国民が得するのか疑問。強気に見えるけど、結局報復関税になれば企業や消費者まで巻き込まれて、物価が上がる可能性もある。交渉カードとして使ってるんだろうけど、毎回こんな調子じゃ相手国との関係が悪くなるだけ。大統領なら「相手を困らせる政策」じゃなくて、最終的に自国民の生活がどうなるのかまで考えてやってほしい。
2、この人はあと2年半弱の任期の間にアメリカを完全に孤立させるかもしれませんねNATOとの関係も悪化してますし同盟国に関税で殴りかかり、ウクライナ戦争でも支援に消極的で、欧州で解決すべき問題だからアメリカは知らん、武器だけは売ってやるという態度困った時に助けてくれないと怒ってますが、因果応報なんですよね自己中なトランプには理解できないのかもしれませんが、同盟関係というのはアメリカに都合のいい従属関係ではないのだから今後もアメリカが困った時に手を差し伸べる国は減るでしょうそれだけのことをしてきてますから
3、同盟関係にあって、貿易相手国として第二位のカナダへのこの仕打ち、異常過ぎませんか。トランプとその側近が政権を握っている間に、アメリカは世界の信頼をどんどん失って行くと思います。我が国もトランプに妙にすり寄ることなく、慎重に対応するよう願いたいものです。
4、こういう人間を選任した米国の責任は重い。この人が世の中に存在しなければ、失われなかった命もたくさんあるし、ここまで世界経済を混乱させることもなかった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/737b74faacdb4d15ab18f42e513582d9f23e8de4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]