10月26日午後4時半頃、静岡県三島市南二日町に位置する横浜ゴムの三島工場で、刃物を用いた攻撃が発生。119番通報があり、「数名が刺された」との情報。20~50代の男性15人が負傷し、5人は重傷の可能性がある。現場では同日午後4時頃、28歳の男性を刺した容疑で小山雅貴容疑者(38)が現行犯逮捕され、認否は公表されていない。
工場の従業員が容疑者を拘束し警察に引き渡した。現場は東海道新幹線三島駅から約2キロ、横浜ゴムは国内大手のタイヤメーカーであり、事件は勤務の交代時に発生したと見られる。近隣住民によると、事件後も現場周辺は規制線が張られる等重苦しい雰囲気だった。

今回の事件は、公共の安全にかかわる重大な問題を浮き彫りにしています。工場という多くの人が働く場で、このような凶行が起こること自体、異常です。まず、今回の事件を防げなかった背景には、工場におけるセキュリティの欠如が挙げられるでしょう。労働者が安心して働ける環境が確保されていないという現実は、制度の欠陥を示しています。こうした問題を解決するためには、第一に、工場の出入り口におけるセキュリティチェックの強化が求められます。顔認証技術や金属探知機の導入などが考えられます。
第二に、従業員に対する定期的なセキュリティ研修を強化し、緊急時の対応を習得させることが必要です。第三に、企業内での心の健康管理制度を充実させ、労働者同士のコミュニケーションを活性化させることで、潜在的なトラブルを未然に防ぐことが可能でしょう。より安全な職場環境の確保は、企業の社会的責任であり、従業員の安心感が企業の生産性を高める要因となります。このような痛ましい事件が再発しないためにも、具体的な対策の導入が強く求められています。
ネットからのコメント
1、年末年始はクリスマスや正月で華やかな雰囲気になるシーズンですが、その反面世の中に不満を持つ人にとっては1番辛い時期。特に今の世の中は物価高や将来への不安から苦しんでいる人も多いと思うので、この時期に色々と清算したい気持ちに駆られるのかも知れない。まだまだ油断は出来ないので、これからの年末年始は充分に警戒して欲しいと思います。怪我をされた方のご快復をお祈りしています。
2、これから年末年始というのに、被害にあわれた方達と横浜ゴム三島工場の関係者はひどい心境で過ごす事になりそうです。
報道を知っただけの私でさえ気分が悪くなります。全員意識があるという報道もありましたが、直後に意識があっても、重症6人というのは気になります。後遺症の心配もありますし。犯人は私的に何かあったのか、会社で不遇だったのか分かりませんが、やっては駄目な事をしたのは確かです。
3、ここには電気工事会社などの外注事業者が、詰所を持っています。工場の入り口には周囲所があって、出入りの業者は、トラックの積み荷もチェックされます。 つまり、部外者がふらっと入れるような場所ではないので、おそらく関係者による犯行でしょう。 外注の事業者は、詰所すら持たせてもらえない小規模事業者や、まいど仕事にあぶれる弱小業者もあり、強弱がハッキリしています。業者間の恨み辛みもあるんじゃないでしょうか。
4、路上での犯行なら無差別だろうけど、工場での犯行だから犯人は工場関係者で動機は恨みだろうと思ったら、やっぱりそうだったみたいだな。こんなにたくさんの人を傷つけたら罪が相当重くなりそう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc6fb63e95d293c8d6155e4821f6ddbb0057c10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]