小林製薬は、香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」が13.74％の株式を保有し筆頭株主となったことを発表しました。この保有比率は、創業家出身の小林章浩取締役の約12％を上回ります。オアシスは、紅こうじサプリメントの健康被害問題と創業家による企業支配を問題視し、株主総会で責任を追及してきました。また、経営陣に損害賠償を求める株主代表訴訟も展開中です。

オアシスは保有目的報告書に「重要提案行為」を掲げており、2024年12月時点での保有比率10.63％から増加し、来年3月の株主総会に向け影響力を強める意図があります。

小林製薬の創業家支配問題に対する香港系ファンドの介入は重要な転機です。紅こうじサプリメントによる健康被害問題への対応は、企業の倫理と社会的責任の欠如を露呈しています。制度の欠陥として捉えるべきは、経営陣がこの問題を軽視してきた点です。解決策としては、まず、社外取締役の導入によるガバナンス強化が必要です。次に、独立した第三者機関による問題の徹底調査と適切な処置が求められます。さらに、透明性の確保を目的とした定期的な公開報告を義務付けることで、企業の信頼回復を図るべきです。資本が増えたとしても倫理と責任が伴わなければ企業は社会での信用を失います。

オアシスの持つ影響力が創業家の独裁を打破し、透明性を導入する契機となることを期待します。

ネットからのコメント

1、紅麹の件に、関連性が出てきた。小林製薬は1919年創業の老舗。外資による企業買収に対して対抗措置を講じないと、日本の産業が空洞化してしまう。これは土地買収も同じ。特に中華系は今まで自民・公明党のツケもあってシェアを伸ばしてきているわけだから、何とか日本の純国産企業に頑張ってほしい

2、結局これ。紅麹の件も外国資本の乗っ取りが狙いやったんやろな。紅麹の件はもっと調べなアカンと思う。

3、紅麹サプリの件は小林製薬を乗っ取るためって前から言われてたけど、このニュースで真実味を帯びてきたな。

4、えええええ！！！！絶対にだめなやつよこれ。当初から言われていたのに気が付かない多数が叩きまくっていたし。小林製薬は純国産で応援してたし商品も購入してた。これはやばいよ・・・・・