26年間続いた自民・公明連立政権が解消され、2024年衆院選で自民党は公明党の支持を失うことになった。公明党が抜けたことで、当選ラインを下回る可能性がある自民党候補は52議席に達する。調査によると公明党の離脱を評価する割合は50数パーセントであり、特に公明党支持層の評価が高い。一方、自民党内では保守層の支持回復を期待し、公明党票の穴を埋めようとする動きがあるが、これが実現するかは不確かだ。
維新との連立が浮上しているものの、維新の支持基盤は地域限定的であり、全国的な広がりには限界がある。公明党抜け後の非常に厳しい選挙戦が予想されている。
現状では、公明党との連立解消により自民党が直面する影響は大きい。公明党が持っていた議席数の穴は容易に埋めることができず、これを軽視することはできない。これまでの蜜月関係を断ち切った結果、自民党は新たな政治地図に対応しなければならないが、同時に公明党の票数減少を機に再構築する必要がある。維新との連立が可能性の一つとして挙げられるが、維新の支持基盤が大阪に偏っているため、全国的な支持を期待するのは難しい。具体的な対応策として、まず、広範囲の地域での支持基盤の拡大を図り、地域特性に合った政策を強化することが不可欠である。また、保守層の支持を再獲得するための働きかけを積極的に行うことや、新たな連立政党を見出して議席数を補完することが求められる。
党の政治理念と公明党との連携を失った際の直面する現実をしっかりと受け止め、次の選挙に向けて着実な対策を施すことが、現状打破につながる鍵となる。
ネットからのコメント
1、まだ政権は発足したばかりでどのように動くかも未知数、でも公明党が外れて維新が加わったことで保守層並びに若年層が高市内閣に興味を持ち出したことは自民党にとっていい傾向だと思う。維新が提案していた12項目や議員削減がどう動くかで、有権者は判断するんだと思います。これからの動きをしっかりと見極め、次期衆議院戦で有権者がどのような判断を下すのか興味深いです。
2、自民党にとっては。票数も問題だけれど、それ以外の選挙活動について例えばポスター貼りとかいった作業なども、創価学会信者に頼っていたところがあるらしいですし。次回の選挙ではいろんな場面でパワーダウンが実感されるのでは。公明党については、支持者がみんな喜んでるんだから連立解消は間違いではないのでしょう。もっとも創価学会の意向を政治に反映させるための、公明党なので。与党でなくなればその部分について力が削がれることもまた、確かでしょうね。
3、日本の選挙では投票率の低さがよく指摘されていますがその全てが政治に興味がないのではなく投票したい対象がないという人も多いのではないでしょうか高市政権は特に今まで投票率が低かった若年層の支持が高いそう考えると今までの選挙結果からでは読み切れない票の動きがあるのでは?と考えます
4、最近の調査結果から、若者を中心とした多くの世代が高市政権を支持し、支持率は70%を超えている。若者の多くは無党派層であると思われるが、支持率が急落した国民民主支持者の一部、同じ保守系参政党支持者の一部も、高市自民に流れたと思う。今は国会が優先だが、それが終わってガソリン税・国旗損壊罪・スパイ防止法などがまとまれば、当然支持率はさらに上がりそう。そうなると次の議員削減を通すために総選挙に踏み切る可能性は高いのでは?そして無党派層の支持が増えて投票率が上がるなら、公明党の協力がなくても自民は大きく議席を減らすことはなく、維新と安定過半数に達するのではと思う。ただし高市総理に投票した237議員すべてが造反なく政策に同意するなら、解散総選挙は必要ないだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c960cfc8c3b78b6399d26d2dfc9350b0db6ff645,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]