22日、ロッテ浦和球場で行われたファーム交流戦ロッテ-オリックスは、四回ロッテ攻撃中に和田がベンチで倒れ、首付近を冷やす治療後、埼玉県内の病院へ救急搬送された。他にも複数選手が同様の症状を訴え、50分中断後にノーゲーム。さいたま市は午後1時50分に38.8度を観測し、今年最高気温だった。

38.8度の炎天下で選手が倒れ、複数人が体調不良を訴えてから中止を判断する。この流れ自体が、スポーツ現場の安全管理としてあまりに後手だ。プロであっても人間の身体に限界はあり、「試合だから」「予定だから」で押し切れる気温ではない。問題の本質は、猛暑を例外扱いし続ける運営側の基準の弱さにある。気温、暑さ指数、湿度、開始時刻を組み合わせた明確な中止基準を事前に設けるべきだ。夏場のデーゲームは原則ナイター化し、二軍球場にも十分な冷却設備、医療スタッフ、退避スペースを義務づける必要がある。
さらに観客にも同じ危険がある以上、チケット対応を含めて「中止しやすい制度」を整えるべきだ。根性で続ける興行は美談ではなく、安全を軽視する怠慢だ。選手を守れない試合に、勝敗を語る資格はない。
ネットからのコメント
1、異常な暑さの中で行われたロッテ―オリックスの2軍戦が、和田選手の体調不良による中断を経て「選手並びにお客様の安全を考慮し」とノーゲームになったという判断は、英断だったと思います。倒れたのが一人だったからたまたま見えているだけで、ギリギリの状態の選手や観客は他にもいたはずで、続行していればもっと大きな事故になっていてもおかしくありません。昔の感覚で「このくらいの暑さなら根性で」「せっかく来たんだから最後までやるべき」と言うのではなく、命に関わるレベルの気温の日は試合時間の見直しや中止をもっと当たり前にしてほしいです。和田選手が大事に至らず回復することを願うと同時に、プロ野球全体で酷暑対策を本気で進めるきっかけになってほしいと感じました。
2、プロでもこうなのに、全国各地では高校生が炎天下で試合をさせられています。
相当な鍛練を積んできた高校生が熱中症で搬送される。こんなことが日本中のあちこちで起きてます。顕著なのがセンバツ準Vの智弁学園が敗れた試合。プロ注目バッテリー杉本投手、角谷捕手共に足や全身をつり、途中交代。多井選手も足をつった。今年の様に梅雨らしい時期が長かったことで、暑熱順化の期間が短いことによる影響が今後も見込まれます。また、高校野球のように大きく取り上げられませんが、インターハイの屋外競技では熱中症で搬送される高校生が続出しています。特にサッカーはひどい。いくら会場が福島とはいえ、昨年優勝の神村学園は7日間で5試合。すべて12:30キックオフという我慢大会でした。「夏の大会」にこだわらず、数か月ずらすことを早急に検討していただきたいものです。
3、外で働く人たちの作業服はどんどん進化している。ユニフォームにファンはさすがに危ないけど、野球も冷却の工夫を積極的にしたほうがいいんじゃないかな。審判の方は出ずっぱりだからボールが当たって危険がない範囲でヘルメット冷却とかも取り入れたらいいと思う。
4、21日の甲子園ナイターでも、伊勢投手が熱中症で降板していましたJリーグも8月開幕になりますけど屋外スポーツ全般、夏に行うのが危険になってきた気がしますドーム球場にすればいいといったって、そんなすぐに出来るものでもないでしょうし(物理的に)そもそも「熱中症警戒アラート」で注意が呼びかけられているなか、プロスポーツだからといってそれを無視していいことにはならないでしょう選手にとっても、ファンにとっても、考えないといけない時期にきているのは間違いありません
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/36399ffe51102a9defbea20a3ff038b87620379c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]