ある職場で、テレワーク拡大に伴い、出社社員が電話応対や来客対応などの負担増に不満を抱く問題が発生した。企業の中には「公平性」を理由に全員出社へ戻す動きもあるが、個々の家庭事情や働き方の違いを無視した制度変更が、新たな不公平を生んでいる。

「公平」という言葉を盾にして、全員を同じ場所に戻すだけでは問題の解決にならない。出社社員に雑務が集中する現状を放置し、一律出社で管理を簡単に済ませようとする姿勢は、働く人の多様な事情を軽視している。必要なのは、古い管理方法への回帰ではなく、現場の課題を解決する仕組み作りだ。電話や来客対応の輪番制、業務分担の明確化、成果指標による評価制度の導入など、具体的な改善策はいくらでもある。企業が向き合うべきなのは「全員同じ条件にすること」ではなく、「違う事情を持つ人が公平に働ける環境を作ること」だ。
管理する側の都合で自由を奪う組織は時代に取り残され、知恵で働き方を進化させる組織こそ人材から選ばれる。
ネットからのコメント
1、通勤時間ゼロで身支度の手間もなく、業務中の実質的な拘束感や監視も少ないテレワークと、猛暑や満員電車を耐えて出社し雑務まで引き受ける出社組が「同じ条件・同じ基本給」であれば、不満が出るのは当然です。在宅側の効率を評価するなら、出社側には「出社手当」や「電話・雑務対応の手当」を支給するなど、実質的な負担に見合った待遇の差をつけるべきでしょう。単に一律出社に戻すのではなく、働き方の自由度や実質的な労働負荷に応じた評価制度の見直しこそが、本当の意味での「公平性」だと思います。
2、出社と在宅の不公平感をなくすため一部のIT企業では在宅勤務の日は手当を支給しない代わりに出社した日だけ1日1000円の出社手当を出すという制度を始めています。在宅勤務を増やすと会社側はオフィスの電気代や水道代、紙の印刷代を大幅に減らせます。その浮いたコストを出社する人の手当に回せば会社の追加負担なしで出社損の不満を解消できるため、今とても注目されている仕組みです。
3、出社とテレワークの不公平感は、出社しないとできない雑務が一部の人に偏ることが大きいと思う。一方で、家庭の事情や環境の問題でテレワークが難しい人もいて、単純に「在宅の方が楽」とは言えないケースもある。結局のところ、働き方そのものより、業務の分担や仕組みの問題が不公平感を生んでいる。全員出社に戻すかどうかより、まずはそこを整えることが大事だと思う。
4、妻がテレワークしています。一度やったらやめられないそうで。通勤が無いので朝はゆっくり。テレビを観ながらパソコンを起動。膝の上に猫、机の上にはお菓子も。合間に洗濯機を回して家事も片付ける。通販の荷物も受け取れて便利だと。仕事が終わると、ゆっくり夕飯の準備。時間があるから、おかずの作り置きも。朝が遅いから夜は遅くまでマッタリです。これで給料は当たり前に出ますからね。可能なら自分もテレワークを希望します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9840d18d510d21889dbb75db6cebe4d4c9bfd21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]