ニデックは10月19日、創業者で代表取締役を務める永守重信氏が役職を辞任したと発表しました。これは本人の意向によるもので、永守氏は非常勤の名誉会長に就任します。後任の取締役会議長には岸田光哉社長が任命されました。今年9月には、グループ会社で複数の不適切な会計処理の疑いが発覚し、弁護士や公認会計士で構成される第三者委員会を設置。
2025年3月期の有価証券報告書は3カ月遅れて提出され、監査法人は監査意見を表明しませんでした。東京証券取引所はニデックを「特別注意銘柄」に指定しており、調査の全容解明には長期化が予想されています。

永守重信氏の辞任は、ニデックが直面する深刻な問題の一端に過ぎません。創業者による引き継ぎの混乱は、企業としての信頼性を大きく揺さぶります。不適切な会計処理が存在するという疑いは、単なる経営ミスではなく、制度的な欠陥が潜んでいることを示唆しています。まず、会計の透明性を高めるため外部監査機関による徹底的監査が不可欠です。次に、内部統制の強化を通じて、再発防止策を施す必要があります。そして、企業文化の見直しを行い、再発防止に向けて全社員が一丸となる環境を整えるべきです。企業の成功は、長年の信頼の結果であり、それを維持するための努力を怠ってはなりません。
組織的な不祥事が未来の発展を阻むことのないよう、早急な対応を求めます。
ネットからのコメント
1、20年遅かったんだろう。20年前なら稲盛さんと並ぶ名経営者。今の時代だと社内に不要なプレッシャーをかけまくり不正を誘発して晩節を汚したって評価。経営者だから結果が全てではあるけれど、ちょっと寂しさも感じる。
2、やめたところで不正会計疑惑が消えるわけでもないし、株価上がりませんよね。もともとやってたことがあまりにも怪しいって言われてるところだからいったんは発覚したらきれいに全部出すまで落ちるところまで落ちるんじゃないかな。まぁ今更かよって思ってる方々も多そうですが。
3、巷では電気自動車の人気がないのに、電気自動車用モーターに突っ込んでいる(そもそもそんな根幹に関わる部品を自動車メーカーが外製化するわけ無い)会社が真っ黒字なわけ無い。そして国境を跨いだ系列間の循環取引が発覚した。どれもこれも永森大将の采配ミス、しかし引き際の悪さも際立ってるなぁ、
4、都合が悪くなったらトンズラして自分がやりやすい椅子に乗り換えか。
永守国王様は好き勝手出来て良いなぁ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c051e468fa27ece4eb9ab40181da5666fc98fb36,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]