日本相撲協会は、木瀬部屋で起こった暴力事件に関する処分を発表した。事件は11月7日に発生し、力士Aが同部屋の力士Bの財布から現金を盗んだことを確認し激昂、Bの顔面を少なくとも5〜6回殴打した。暴力を受けた力士Bは怪我を負い、11月の場所を休場。協会の調査で力士Aは常習的に暴力を振るっていたとされ、出場停止2場所に加え自主引退。
木瀬親方は監督義務違反で降格処分を受けた。これにより、問題を未報告とした点が重く見られた。

この事件は、相撲界の倫理と責任感の欠如を浮き彫りにしています。まず、力士間での暴力行為が繰り返されていたことが問題の深刻さを示しています。力士Aが暴力を用いた背景には、金銭にまつわるトラブルがあったとされていますが、それが暴力の正当化には全くつながりません。さらに、木瀬親方が事件を把握しながらも、適切な報告を怠った点は監督者としての資質を疑わせるものです。解決策として、第一に、相撲部屋内での倫理教育や人権意識の向上が急務です。第二に、トラブルが発生した場合の透明で迅速な報告体制を確立することが不可欠です。そして第三に、再発防止のために外部監査や第三者機関を導入し、監督を強化すべきです。暴力を許容する風潮は過去のものとし、相撲界全体で風土を刷新する必要があります。
それによって初めて、健全な文化とスポーツの未来を築くことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、暴力行為の原因は他人の財布からの抜き取り、暴力行為は確かに良くないけど、それ以前に盗みはもっと良くない。家族の物でもダメです。 盗んだ力士が引退しないで、盗まれた力士が辞めるのはおかしいです。暴力行為に走った力士は酌量すべき事情があったと認定するべきです、辞める必要はないと思いますよ。 盗んだ力士は今後の為にも告発するべきです。
2、要は財布からお金を窃盗された「被害者」が、盗んだ「犯人」を殴った事が暴力行為になったのか。それなら窃盗した「犯人」も刑事罰を受けるもしくは廃業ですよね。
3、このタイミングでこのような事案が出てきたら、どうしても理事選絡みで木瀬を潰したかったという見方が出てしまう。もっとも、相撲部屋内での暴力事件や窃盗事件は表に出てないモノが沢山あるんだろうけど。そろそろ部屋制度の限界でしょう、大の大人が大部屋集団生活するということがもう今の社会では無理に等しい。下の方の番付の給料が満足にもらえない若い人はバイトしながら部屋に通って稽古してプロの土俵に上がるような、ボクサーみたいなシステムにした方が社会経験もできていいんじゃないかと。
4、暴力はいけないことではあるが、今回の盗み以前から積もり積もった怒りがあったはず。ましてや幕下以下の力士達は大部屋で共に暮らす以上、一回でも盗みを働いた人を置いておかれるのは大きなストレス。彼は解雇されるべきなのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e26c87afa7757014c714a640bfd8f53d818eba5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]