2025年11月、中国の渡航自粛により、京都の観光業が大きな影響を受けています。高市総理の発言を受けた中国外務省のアナウンスにより、訪日中国人観光客数が前年同月比で3％増にとどまり、過去最小の約56万人を記録しました。この影響で、宿泊費は値下がりし、中国人団体客のキャンセルが相次いでいます。しかし、国内や他国からの観光客が増加し観光業界は対応を求められています。

特に、京都市内のホテル業界は価格調整を余儀なくされ、混雑緩和が期待されている市バスの利用に影響が及んでいます。異常気象や国際情勢に左右される観光業は、ターゲットを近畿圏にシフトし、プロモーション拡大による新たな需要開拓が検討されています。

京都の観光業における影響と変化は、一見すると困難に見えますが、新たな機会も生まれています。著しい変化の中、観光業界は柔軟な対応を求められています。観光客層の多様性を活かすためには、国内外のニーズを的確に捉え、持続可能な観光都市としての発展を図ることが重要です。ターゲットを絞ったプロモーションや魅力的な観光プランの開発により、京都は更なる観光都市としての魅力を増すことができるでしょう。一方で、既存のインフラを活用し、訪れる人々に新たな体験を提供することも重要です。

観光業界と地域社会が一体となり、これまで以上に多様なニーズに応える準備が求められます。この困難を乗り越え、京都が再び活気を取り戻すことを願っています。

ネットからのコメント

1、JR奈良線沿線に住んでいますが、紅葉の名所東福寺もよりの東福寺駅、伏見稲荷大社もよりの稲荷駅のホームの、吐きそうなくらいだった混雑が、だいぶマシになってます。それでもまあまあ多いですが。大陸の自粛で、大声でわめく人たちがいなくなって、本当に快適です。皆さん、京都に来るなら、今がチャンスですよ。

2、ここ数年、京都ではバスも乗れないしホテルも予約が取りづらかった。観光地は混んでいて道も歩きづらいし、やっと日本人が普通に旅行ができるようになって本当に嬉しい。この先もこの状態がずっと続くことを願う。

3、先週、金曜日土曜日と行ってきましたが、、でっかなスーツケースを転がしてる連中も少なく、市バスも空いていて、やっと京都の日常が戻ってきましたね、、観光客もマナーがよくて、花見小路や八坂神社もそれなりに混んでましたが、許容範囲ですこのまま、でいてほしい

4、やっと正常な状態に戻りつつあるということではないでしょうか。インバウンド需要を享受できていたのは一部の土産店や飲食業、旅行業者などで、多くの国民には関係なく、むしろホテル代が一気に跳ね上がったり、気軽に京都にも行けなくなったりとか、マイナス面の方がはるかに大きかったように思います。韓国では中国旅行客のマナーの悪さなどへの糾弾が起きてますが、日本国内においても中国客のマナーの悪さが問題視されていました。中国からの旅行客が戻るとは考えにくく、日本国内の旅行客の再掘り起しを図っていくことも課題かと思われます。