10日午後9時ごろ、岩手県雫石町西根の住宅で、買い物から帰宅した男性が父親の寝室から顔を出すクマを目撃した。クマは一度外へ出た後、再び侵入を試み、男性は約20~30秒間、引き戸を押さえて対抗した。5日と11日にも侵入があり、周辺1km圏内でも複数の住宅被害が発生した。けが人はいないが、食品などが荒らされた。

住宅内にクマが入り、寝ている家族のすぐ近くまで迫る事態は、単なる野生動物との遭遇では済まされない。住民が自力で引き戸を押さえ、命の危険を感じながら対応する状況は、安全対策が現場任せになっている異常さを示している。問題の本質は、クマの出没増加に対し、地域全体を守る仕組みが追いついていないことだ。対策として、①自治体による巡回・監視体制の強化、②住宅地周辺の電気柵や侵入防止設備への継続的な公的支援、③捕獲や生息域管理を含む長期的な野生動物対策の拡充が必要である。
被害が起きてから慌てて対応するのではなく、起きる前に住民の命を守る仕組みを整えることが行政の責任だ。人の暮らしより後手の対応を優先する社会であってはならない。安全を守る力こそ、地域に最も求められる公共サービスである。
ネットからのコメント
1、人命が最も大切です。その観点からも、行政主導でクマの頭数制限のために、積極的な駆除を行うべきです。クマは人の頭部を中心に加害しますが、自分の大好きな家族がこのような悲劇にあっても、熊の駆除に反対するのでしょうか。反対派の意見を気にせず、行政主導で大規模な熊の駆除して欲しいです。
2、個体数が増え、民家まで平然と侵入してくる熊の駆除は、殺処分は可哀想などと言っている場合ではなくなってきている。熊の個体数は増え続けており、ヒグマは2003年〜2018年度の15年間で、分布域が約1.3倍、ツキノワグマは約1.4倍に拡大し、本州での推定個体数も増加している。熊は人間の味を学習し再び人間を襲う。これは神出鬼没のジェイソンを放置しているのと同じ状況と認識すべきで、出来ない理由を並べている暇はもう無い。
時間と共に確実に被害は増えるため、なりふり構わず対応するべきだと思う。
3、熊は餌に執着して同じ場所に何度も現れる習性があると言われていますが、そのエサの為に侵入防止の電気柵が仕掛けてあっても、その危険性を学習していて柵の下の土を掘って電気柵の下から潜ってすり抜ける熊もいるし、檻ワナにも用心して掛からないのも居てるし、賢い熊がもっと増えるだろう。熊は学習する動物。ドアノブや窓、車のドアの開け方まで知っている。そんな他の野獣に比べて知能が高い猛獣をただワナを仕掛けて待ったり、電気柵では余りにも心もとない。再度来る可能性が高いなら、他に打つ手を考えるべきです。こんなケース、ここだけではないですよ。一部を除いた日本全国で起こる可能性があります。出てくるのをずっと待つだけではなく、積極的に駆除に行くことは出来ませんか?今日も悲惨な人的被害があったようです。
4、住宅にクマが何度も侵入し、家族が寝ている部屋から顔を出したという話を聞き、背筋が凍る思いでした。人への被害がなかったのは本当に幸いですが、男性が引き戸を押さえてクマの侵入を防いだという状況は、一歩間違えれば重大な事故につながっていたと思います。
さらに心配なのは、この家だけでなく半径1km圏内で複数の住宅にもクマが侵入していることです。これでは住民は夜も安心して眠ることができず、日常生活にも大きな影響が出てしまいます。近年は全国でクマの出没が増えており、人とクマの生活圏が重なっている現実を改めて感じます。住民だけで対策するには限界があるため、行政による捕獲や電気柵の設置、地域への迅速な情報提供などをさらに強化してほしいです。同時に、私たち一人ひとりも生ごみや餌になるものを適切に管理し、クマを人里に引き寄せない意識を持つことが重要だと感じました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9eaec4a5244c216da49b1540df0fa6f8b0942b80,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]