2022年1月27日未明、沖縄県沖縄市で、宮崎県警から特別出向中の警察官が職務質問のため高校生のバイクを止めようとした際、警棒が接触し、男性が右眼球破裂などの重傷を負った。男性は右目を失明し、那覇地裁は警察官に業務上過失傷害罪で罰金100万円の判決を下した。2026年7月13日、沖縄県議会は県が男性らに計約9140万円を支払う和解案を可決した。
警察活動中の過失で高校生が右目を失明し、県が約9140万円の賠償で和解したことは、単なる事故として片付けられない。市民を守る立場の組織で、未成年の将来を奪うほどの結果を招いた事実は極めて重い。問題の本質は、現場の判断力や危険管理の不足、そして権限を持つ側への監督体制が十分だったのかという点にある。警察官の職務執行は強い権限を伴うからこそ、より厳格な訓練と検証が必要だ。再発防止には、①警棒など装備使用基準の明確化と実技訓練の徹底、②若手や出向警察官を含む現場監督体制の強化、③事故発生時の透明な調査と情報公開を進めるべきだ。賠償金で失われた視力や時間は戻らない。
市民の安全を守る力は、弱い立場の人を傷つけない仕組みがあって初めて信頼される。権力を持つ側ほど、自らを厳しく律する姿勢が求められる。責任を問う仕組みなくして、真の安心は生まれない。
ネットからのコメント
1、そもそも少年が職務質問に応じる気がなく、逃走を図ったのが騒動の原因であります。しかも警察署襲撃事件にまで発展する始末少年の非行警察の過失襲撃犯それぞれ別で議論すべきなのは承知の上ですが、一億円近い金額を県が賠償することで和解とは疑問に残る判決だと思います。大多数の県民が納得できる様に"なぜこの様な判決"になったのかしっかり開示してもらいたい。
2、高校生が暴走したことがきっかけなのに和解金を支払うというのが理解できない。こんなんじゃあ警察も職務を全うできないし、暴走族を更に付け上がらせるだけの結果になることを誰も理解していないのだろうか?
3、この判例によって警察官が警棒などの自衛武具を使う事に躊躇してしまうのではと危惧します。賠償があまりにも高額過ぎて、なにか、事なかれ主義的な判決になっているようにも感じてしまう。
4、片目失明は気の毒ではあるが、約9千万近い賠償は高くないか?働き盛りの会社員が無過失の交通事故で亡くなっても、9千万近い賠償など滅多にない。何を基準に決めたのか?ちなみに東京で緊急走行のパトカーによる事故で5歳児が亡くなった事案も、東京地裁による判決で約6千万だった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e85775803d1404ae78dc7c9274226f9ac43f565e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]