近年、日本の新型車では大きなメッキグリルを特徴とする「オラオラ顔」が増加している。象徴例はホンダ「N-BOXカスタム」で、2026年7月予定の改良でよりメッキ感の強いフロントデザインを採用する。過去には5代目ステップワゴンが、シンプルなデザインで評価されながら販売で苦戦し、後期型で迫力ある顔へ変更した。背景には、車幅を広く見せる視覚効果、高級感の演出、リセール価値への期待などがある。

自動車デザインが「派手さ競争」に傾き続けている現状には、疑問を持たざるを得ない。メーカーが市場の需要に応えている面は理解できるが、結果として個性や美しさよりも「威圧感」や「目立つこと」が優先される流れになっている。車本来の価値である安全性、使いやすさ、環境性能より、見た目の豪華さが購入判断を左右する状況は健全とは言い難い。
問題の本質は、消費者心理だけではなく、短期的な販売成果を重視する市場構造にある。
メーカーは売れるデザインを追求するあまり、多様な価値観を育てる努力を十分にしてこなかった。解決には、①機能性や耐久性を正当に評価する販売・広告戦略への転換、②シンプルで質感の高いデザインラインの継続投入、③中古市場でも派手さだけに左右されない評価基準の形成が必要だ。
車は自己表現の道具である一方、公共空間を走る存在でもある。道路を支えるのは威圧感ではなく、技術と調和である。メーカーも消費者も「目立つことが価値」という呪縛から離れ、本当に長く愛される車の姿を考える時期に来ている。
ネットからのコメント
1、敵にあうとハリセンボンが膨らんだり、スカンクが臭い匂いを出したり、孔雀が羽を広げたり、カニが両ハサミを掲げたりと一緒。弱い人間が無意識な防御反応からオラオラ顔を選択、加えて美意識の欠如がその購買行動を止まらせない。つまりオラオラ顔のクルマに乗るという行為自体がその人間性を曝け出している。選択は人それぞれだけど、個人的にはその類はちょっとと感じる事が多い。
2、今年の春、車を買い替えた老両親のために、それまでのSUVでは乗り降りが大変そうだったので、スライドドアのミニバンを検討したのだが、日本のクルマはどれもオラオラ顔ばっかり自分が乗っているところを想像すると恥ずかしくなってしまうクルマばっかりだったあれもイヤだこれもイヤだとやっているうちに、まさかの欧州車を購入することとなった自動車は日本の基幹産業なのに、似たようなのばっかりで、買いたいと思うクルマがないこれでいいのか?と思った
3、メッキのどこがいいのかわからないんです。 元々金属だけで作ればもっと高級だったのに、コストを下げて大量生産できるように中身は射出成形でできたプラスチック製で、表面だけ金属に見えるようにメッキを施してる。そんな歴史を知らない若者には関係ないのかもしれませんね。
4、ホンダはオラオラ顔とそこに+ブラックエディションが流行りです。大体売れ筋にブラックエディションが追加されており、攻撃的かつ下品な時代になったなぁ。と思っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e658243bae433e4b86436c92e0c9b91f4550db,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]