事件概要:イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXは、月面都市建設を最優先事項として取り組む意向を明かした。これにより、火星探査計画は一部遅延し、月面都市建設が先行することとなる。スペースXは2027年3月までに無人月面着陸を実現することを目標としており、10年以内に補給や人手に頼らず自立発展可能な都市の構築を示唆している。マスク氏は文明の未来確保の観点から、月面計画が迅速かつ現実的であると主張。また、スペースXの主な収益は衛星通信事業「スターリンク」に依存していると述べた。NASAとの契約規模は40億ドルにのぼり、国際月探査計画「アルテミス」に深く関与している。

コメント:宇宙開発の壮大な構想が掲げられる裏側には、現代社会の課題と技術の限界への挑戦が隠されている。スペースXによる月面都市構築の計画は、革新的である一方で、いくつかの問題が見過ごされている。
本構想には莫大な資金が投入されるが、果たして地球上の喫緊の問題、気候変動や社会格差への資金への振り分けが十分であるか。さらに宇宙技術の進展により、独占的な民間企業が宇宙開発を単独で進める事態は、技術格差やリスクの偏在化を招く恐れがある。制度的観点からは、公共管理と国際協調を伴うガバナンスが欠けており、宇宙資源の利用や領有権問題が無秩序に進むリスクを孕んでいる。
解決策として、第一に国際機関による規制強化を通じ、宇宙資源利用に関する法的枠組みを明確化するべきである。第二に、宇宙開発関連の資金を地球環境や人類福祉の向上にも振り分けるプロジェクトを設計する必要がある。第三に、宇宙技術の進展が特定企業に独占されることを防ぎ、公平な技術共有を促進すべきだ。人類の未来を考えるならば、地球と宇宙の調和的発展が求められる。壮大な構想が現実化するためには、その根底にある倫理と公共性が強く問われる時代である。
ネットからのコメント
1、「嘘くさい」と言う人もいるけど、こういう大上段の目標って10個あれば1個でも実現すりゃいい方じゃないですかね残りの9個がホラであっても、1個が実現すれば人類は大きく進む(方向が合ってるかは知らんけど)少なくとも電気自動車のまともな商用化、軌道衛星ネットワーク実現、ロケットの再利用あたりは、コイツがいなければ相当実現が遅れてたんじゃないかなぁDOGEによる行政の効率化はホラになってしまったけど⋯
2、月面都市の実現を目指すというのは驚きだし、ワクワクします。ただ、冷静に考えると疑問があります。そもそも月面の特定の土地を利用する権利を誰が認めるのでしょう。最初に乗り込んだから自由というなら、地球で繰り返した侵略の歴史を繰り返すように思います。限られた国しかできないと思いますが、それでも争奪戦になるかもしれません。月面の利用に関する世界的で包括的な合意が必要だと思います。
3、火星より月を優先するという判断は、夢の後退というより、着実に前へ進むための現実的な一歩ではないでしょうか。まずは距離の近い月で自立モデルを確立し、技術や運用の実績を積む。その成功体験があれば、火星計画はむしろ加速する可能性もあると思います。宇宙開発は長い挑戦なので、順番を見直す柔軟さも必要になってくるのでは。競争が過熱する懸念はありますが、最終的には人類全体の知見が広がる形で前進してほしいと期待しています。
4、月面着陸、というのが、いかに大変な事だったのか、というのが、最近民間でも、”宇宙空間に出る”ことをやっているのを見て、思いましたね。
有人で月へ行くだけでも、とんでもない時間とお金がかかる。超富裕層だとしても、なかなか難しいのじゃないか。人の体は、地球の大気に守られてこそ、生きられる。放射能だらけの宇宙で、被爆せずに生き永らえることを想像してみればいい。3.11の時など、風評被害も炊けなかったことを鑑みれば、宇宙スペース空間で過ごす、という事がどういうことなのか、分かってもいいもの。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/10003c5d26109e60fef9415b3894f5e827276e67,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]