総務省が公表した2024年の衆院選(小選挙区)投票率は56.26%で、前回(53.85%)を上回ったものの戦後5番目の低水準となった。雪の影響による投票率の低下が懸念されたが、期日前投票者数が過去最多の2701万7098人(全有権者比26.10%)となり、影響は限定的だった。地域別では、奈良県が最高の62.17%、鳥取県が最低の47.69%を記録。前回を下回ったのは青森、秋田、山形など8県のみとなった。

衆院選の投票率が伸び悩む背景には、構造的問題を抱える日本の政治環境がある。戦後5番目に低いという結果は、市民と政治の距離が依然として広がっていることを象徴していると言えるだろう。制度的欠陥として挙げられるのは、選挙制度の見直しが進まず、多くの人々が「投票しても変わらない」「現状で満足できない」と感じている点だ。投票行動を阻害する要素としては、有権者への政治教育の不足、若年層へのアプローチ不足、地方における情報格差がまだ根深い。
問題解決には以下の取り組みが必要だ。
政治教育の充実:小中高等学校を通じた体系的な教育を導入し、政治の重要性への関心を高める。若者への普及策:SNSやオンラインプラットフォームを活用し、政策や投票方法をより簡潔に伝える。地方における情報網の整備:政治情報へのアクセスが限られる地域に、分かりやすい説明セッションの導入を推進する。最終的に、政治の透明性と市民の意識改革を進めることで初めて、この投票率の数字が日本の民主主義の健全性を示す本来の姿に近づくだろう。低迷する投票率は、民主主義が「形骸化された制度」で終わらないよう変革を促す警鐘である。
ネットからのコメント
1、出来れば60%を超えてほしかったですが、当日の天候の悪さやそれに伴う期日前投票の多さを踏まえればまずますの投票率だったとも言えるのかなとも感じます。何にせよあの組織の学会票が選挙に大した影響力を及ぼさない事が証明された点においても意義のある選挙だったと感じてなりません。
2、なぜここまでの人数が選挙に行かないのか。期日前投票も設けられているのだし、そもそも投票は私用よりも優先されるべきイベント。
政治が自分の生活に直結するという緊張感が足りないのではないか?また、有権者全体に言えることだが、選挙は人気投票ではない。各党が提言する政策の良し悪しをしっかりと自分の頭で吟味して投票するといったリテラシーが、1人1人に強く求められていると思う。
3、寒さや雪のマイナス要素があったが、高市さんが国民に今回は投票に行こうという気にさせたってことかそれほどの期待を背負っているわけだから、新しい高市内閣には期待を裏切ることになってほしくないが、石破氏が言うように白紙委任されたわけでないことは忘れないで欲しい野党にももっとしっかりした構想を持ってもらい、国民の選択肢を増やしてほしいと思う
4、昨日は雪の中投票行ってきました。もちろん賛否両論あると思うけど、前回石破氏の時の惨敗から今回高市氏の快勝で、一応国民が反応しているのはわかったっていう選挙でしたね。中道立ち上げも今回自民党快勝の後押しにもなった。かなりの人たちが自民へ方向転換しただろうし。ただ議員の方々、自民党が勝ったのではなく高市氏が引っ張ったって事だけは理解しておいてほしい。
まだまだ裏金問題の未解決など問題は山。そこが許されたわけではない事はしっかり把握しておいてもらいたい。また図に乗ってやらかす議員も出てくるかもだし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/162c424a2e27517c68a564de752445ca6263d976,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]