神戸大学発のベンチャー企業「センツフェス」が、生まれたばかりの赤ちゃんの頭から発せられる特有の匂いを香水として商品化しました。この香水「Poupon pure（プポンピュア）」は、生後6週間までの赤ちゃんの匂いを再現したもので、フローラルと果物の香りがバランスよく組み合わさっています。香水の開発には、神戸大学名誉教授の尾崎まみこ氏を中心に、浜松医科大学の協力を得て約20人の新生児から匂い成分を採取し、37種の成分を特定しました。

この香りは、赤ちゃんの匂いに癒しを感じる親の気持ちを促進することが確認されています。製品は5ミリリットル入りで、税込2970円で販売されています。

 赤ちゃんの匂いがもたらす癒し効果を科学的に分析し、それを商品化する試みは新たな価値を提供するものであり、感心すべき発展です。育児の負担やストレスを少しでも軽減しようとする発想は、現代社会において非常に重要です。特に、育児中の親が感じる精神的な疲れを和らげるための「癒し」を提供することができる点で、この香水は大きな意味を持つと言えるでしょう。

一方で、商業的な成功を収めるためには、普遍的な受け入れを得ることが必要です。すべての親が赤ちゃんの匂いに対して同じように癒しを感じるわけではなく、個人差があるため、より多くの人々に受け入れられるような多様性を持った製品展開が求められます。

さらに、子育てに関わる全ての家庭へのアクセスを容易にし、製品の価格が広範囲にわたる親層に届くように配慮することが今後の課題です。

赤ちゃんの匂いが持つ「癒し」という力を、社会全体でどれだけ効果的に活用できるかが、今後の展開において重要なポイントとなるでしょう。

ネットからのコメント

1、赤ちゃんの匂いってほんとに癒されますよね〜。特に母乳やミルクを飲んでいる時期は本当にリラックス効果のある匂いだと思います。私の子供は社会人、大学生なので、とても懐かしいです。匂いもそうですが、抱いたぬくもりや柔らかさも本当に好きです。街なかで赤ちゃんを見かけると思わずほほ笑んでしまう。触れたいけど怪しい人になってしまうので、ぐっと我慢をしています！

2、嗅ぎました、嗅ぎましたとも。 なんでか頭頂部の匂い嗅いじゃうんですよね。 プニプニのほっぺ、もみじのお手て。 そして、匂いを嗅ぎたくなる頭頂部。 愛される様に出来ているのが、赤ちゃんなんですね。 確かに愛情だけでは乗り切れないぐらい、育児はキツイ時ありますから。 時々、背が伸びた我が子の後ろ姿見て、赤ちゃんの頃の愛くるしかった姿に浸っています。

3、赤ちゃんの匂いは本当に良い匂いで、我が子の匂いを嗅いで愛おしさが増しました。そんな我が子も5歳の女の子ですが、いまだに頭部の匂いを嗅ぎますが、汗臭いけど雑味のない匂いで、私にとっては安心する匂いですね。 赤ちゃんの愛おしい匂いの香水がいつか出て欲しいと思ってたので、是非嗅いでみたいです。

4、赤ちゃんの頭の匂いかぁ。我が子だからこその好きな匂いだったけれど、香水として嗅ぎたいとは思えないです。嗅いだらもしかしたら良い匂いと感じるのかもしれないですが。 愛犬が雨に濡れるとなんとも言えない匂いになるけれど、それも愛あるからこそ愛おしく感じる。そういうものではないのでしょうか。