2025年7月30日午前10時17分、北海道根室市花咲で津波の第1波が観測されました。最大波は10時30分に到達し、高さは0.3メートルでした。気象庁は10時37分に津波観測情報を発表し、同地域には最大3メートルの津波警報が発令されています。津波の性質上、最大波が遅れて到達する可能性があるため、警戒が続いています。現時点では大きな被害報告はないものの、今後の潮位上昇への注意が求められています。
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現時点で観測された津波の高さは0.3メートルと小規模でしたが、気象庁が警報を出すほどの状況に至ったことを軽視すべきではありません。問題は、津波が観測されたという事実よりも、その警報の実効性と市民への情報伝達体制です。多くの人が警報を「空振り」と受け止め、結果として次回の警戒心が薄れるリスクがあります。
本質的な課題は、想定外の津波や警報の曖昧な基準により、住民が判断を誤る構造的な弱点です。特に高齢化が進む沿岸地域では、迅速な避難が困難なケースも多く、命を守るには精度と即時性が不可欠です。
対策としては、
警報基準と津波予測モデルの精緻化市民向けの避難訓練と周知活動の強化高齢者や要支援者向けの避難支援体制の常設化「小さな津波だったから良かった」では済まされません。命を守る警報が信頼されない社会ほど、危ういものはないのです。
今こそ“本当に守れる仕組み”を問う時です。
ネットからのコメント
1、とりあえず予測よりも低くて本当に良かった。ただ、30cmといったって巻き込まれたら足が持ってかれるので絶対に近づかないようにしてほしいですし、まだ大きい津波が来る可能性もあるのでまだ安心できないですね。住民の方の無事を祈ります。
2、第二波、第三波が来る可能性があるので警報解除までは高台に避難しておきましょう。数10センチ程度の津波でも身動きは困難になり、漂流物で怪我をしたり流されてしまう。津波の死者の多くは漂流物による打撃が原因で亡くなってしまう。警報解除までは避難継続を。
3、漁師町住み漁港内の漁船はほとんど沖合に避難しましたこれからどの程度の津波が来るか分かりません前回の津波50cmで港内の船が数隻転覆しました津波の潮位による上昇と潮の満ち引き、それに通常の波風今は台風によるうねりなど、状況により局地的に変化します逃げるが勝ちです。
4、2.3波の方が大きい場合があります。数十センチでも立っていられない、場合によっては命の危険があります。
まずは高台に避難して安全確保しましょう。東日本大震災の二の舞にならないよう、まずは身の安全を!人的被害が出ませんように
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b4888130606877a085ee16de574879124e81d205,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]