2025年、静岡県伊東市長の田久保真紀氏に学歴詐称疑惑が浮上しました。市長選で提出したプロフィールに「東洋大学法学部卒業」と記載し、その後、市の広報にも掲載されました。しかし、東洋大学に確認した結果、卒業ではなく除籍であったことが明らかになりました。田久保氏は、卒業証書を議長・副議長に見せた際、証明書を「チラ見せ」したとして問題視され、その後証言や第三者委員会での調査が行われました。
田久保氏は再選挙に出馬する意向を示し、記者会見を開く予定です。
田久保市長の学歴詐称疑惑には、深刻な問題が隠れています。公職選挙法をはじめとした規制に対して、市民が信頼できる情報を受け取ることが不可欠です。学歴の詐称が明らかになり、証明書を提示しないという状況は、誠実さを欠いた態度と言わざるを得ません。
この問題の根本には、選挙時に提出したプロフィールや証拠書類の確認不足があるのは明白です。また、何よりも問題となるのは、証明書を簡単に取得できるにもかかわらず、その手続きを怠ったことです。もし田久保市長が卒業証書を持っているなら、それを開示することが必要不可欠であり、それができないということは、除籍の事実を隠す理由があるのではないかと疑わざるを得ません。
このような疑惑を繰り返さないためには、もっと厳密な確認と監査が求められます。例えば、選挙における学歴証明書の提出義務を強化し、第三者機関による検証を義務化することが必要です。また、卒業証明書の取り寄せを迅速に行うなど、公共の信頼回復に向けて真摯な対応が求められるでしょう。
ネットからのコメント
1、卒業したつもり、卒業証書は「私の中では本物」、とか全く意味不明な一般人には理解不能な事を言い続けるから余計に話が混乱している。 のらりくらり、質問されたことの本質と回答内容がずれてばかりで、まともな議論にならない。 これで今後の市政運営を任せられますか?・・・ってレベルに達してると思う。
2、卒業証書もあり卒業していたと信じていた。 これについては、単なる勘違いであり、勘違いは誰にもあることであり大きな問題ではない、と主張しているように思いました。 ところが、ご本人が、卒業していないと話していたとういう証言がでて、話の流れは変わってきました。 事実なら、勘違いではなく、知りながらの卒業の主張ということです。 これにより、切り抜けられない窮地に陥ってしまったと考えます。
3、この問題が表面化して以来、そもそも自分が大学を卒業したかどうか分からない、あるいは勘違いしていた、などと言うことが起こりえるはずがないと誰もが思ったことでしょう。4年次進級時、卒業認定単位まであと何単位不足しているか誰もが考えて履修したはずです。
私は70年安保闘争最中に卒業しました。4年次の授業はなくすべてレポート提出、卒業式も短縮した臨時のものでした。卒業証書も学部事務室に受け取りに行ったことを覚えています。それでも卒業できるかどうかは人生の一大事でした。そんなことを思い出しながらこの市長の言うことを聞いていると、普通の感覚を持っているとはとうてい思えないのです。
4、そもそも卒業もしていないのに卒業と勘違いしていたなんてあり得ないですよね 自分は平成3年3月と田久保市長より1年早い卒業で大学は違えど同世代 そのときの世相はちょうどバブルとバブル崩壊期で、まだ楽観的なムードが漂っていました 学生も多分今より不真面目で、アルバイトに遊びに精を出し大学はさぼってばかりという学生はかなりいた 自分もそうでした でも、4年になると卒業が気になり、3年次までにさぼっていたことを後悔しつつ単位を数多く履修して、4年生なのに大学にかなり多く通わないといけなくなり、まさに夏休みの最後の日に宿題をやる小学生のような状況に陥ります 1月末から2月初めの試験の時期は「〇単位までしか落とせない・・・」と必死になり、卒業が確定したときは嬉しいというより心底ほっとしたものです 親に迷惑かけなくてよかった、と 卒業していればみんな大なり小なりこういう記憶は必ずあるような気がします
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6780dfd111278a43a48aea332afb2483a678c39a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]