事件概要:兵庫県は8月8日、県立病院に勤務する23歳の女性看護師を、無許可で副業をしていたとして停職1ヶ月の懲戒処分にしたと発表した。看護師は昨年4月から今年6月まで、退勤後や休日に週3日ほど副業をして、約300万円の報酬を得ていた。地方公務員法では、公務員は副業をするには事前の許可が必要とされており、県の調査で看護師は借金返済のために副業を行っていたと話している。
このため、看護師は停職処分を受けた後、依願退職した。
コメント:看護師が副業をしていた理由として「借金返済」を挙げていますが、この問題の根本には公務員制度の硬直的な規定が関わっています。地方公務員法は副業を禁止し、許可を得なければならないという規定を設けていますが、現実的には、生活や経済的な圧力を受けている公務員が多いことも事実です。今回のようなケースが繰り返される背景には、生活費や個人的な困難に対する社会的サポートが十分でない現状が浮き彫りになっています。
このような問題を解決するには、まず公務員が生活困難に直面した場合に、柔軟に副業を許可する制度の見直しが必要です。加えて、個人の借金問題をサポートするための相談窓口や支援体制の強化が求められます。さらに、労働環境全般の改善に向けて、賃金や福利厚生の見直しを行い、経済的なプレッシャーを減らす努力も欠かせません。
規制が厳しすぎるために社会問題が発生するという現実を、どう改善していくかが問われています。
ネットからのコメント
1、本業が手抜きになったらダメだが、この話だと副業しないと厳しいんじゃないの。国のせいで医療費は上がらず、赤字の病院がそこら中にある。看護師の給与も抑えられて給与も上がらない中、借金返すってめちゃくちゃ大変だよ。もちろん規定は規定だろうが、それぐらい厳しい現実があるわ。
2、申請してもどうせ却下するやん無許可でするしかないやんそもそもなんで副業禁止なんやて。副業してたことで罰則を課すのではなく、副業の影響で本業に影響が出たら罰則を課すべきなのでは?
3、借金の理由がわからないけど、よくあるパターンは奨学金やローン返済ですかね。県立の新人看護師とか、マジで給料低いから借金返すのでいっぱいいっぱいですよ。それに副業を看護師として行う場合、自己研鑽にもなるのでべつに良いんじゃない?と思いますが。自分の職場は私立ですが、副業OKで職場で皆オープンに話してます。長く勤めれば退職金や給与が上がる以外、公立で勤めるメリット少ないですね
4、もう、看護師がいいように使われるだけの時代は終わりにしないと。本業頑張っても全然昇給とかに関係ないからやる気なんかあるわけないし、給料は安いし副業もしたくなるよ。資格取るのは自腹、その資格で病院に加算が入っても手当なし昇給なし。更新は自腹。そんなんでやりたい人なんかいるわけない。病院も経営だと言うならそういうことも考えないと働きてどんどん居なくなるよな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c966de7f4fa790ea95f9c1d8b802d71cdd3886a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]