この度、広島市中区で開かれた証言会にて、胎内被爆者の寺田美津枝さん(79)が母親の体験談を初めて公開した。母親の福地トメ子さん(2013年死去)は、原爆の爆風で両目を失明し、寺田さんを妊娠していた。爆心地から2キロ離れた広島駅近くで被爆し、その後目の治療のため岡山県の病院に入院するも手術は受けられず、マッサージ師として5人の子どもを育て上げた。
手記が発見され、証言会ではトメ子さんの体験や母としての思いが語られた。特に「目が見えないことへの悔しさ」「平和を願う心」が印象的な内容で、手記は母親が点字で書いたものとされ、平和への強い願いが込められている。
ネットからのコメント
1、子どもの顔や成長をしっかり見届けたかっただろうお母さんの気持ちを思うと苦しくなります電車から飛び降りることまで考え苦しんだお母さんが育てたお子さんが、失礼ながら、こんなに、立派になられて、お母さんの努力が報われたと思います
2、最後に見たのが戦争の悲惨な景色のまま生き続けるというのは哀しすぎますね…その後どんなに平和な世の中になっても自分の目では何一つ見えないのだから。いつまで経っても脳の中に残るのは焼け野原…それでも我が子のために生きる道を選んだこの方は本当にすごいと思います。
そして多分、同じような経験をされた方、今現在されている方もいらっしゃるのでしょう…本当の意味での世界平和がいち早く訪れますように。
3、つまの父親が全盲です。2歳の頃に風疹に罹って失明したそうです。なので明るい世界を見た記憶は無い人です。そんな義父ですが、鍼灸師となって明るく生きています。きっと娘の顔、孫の顔を見たいだろうな、と思ってました。この記事のお母さんも子供たちの顔や走る姿、勉強する姿、美味しそうにご飯を食べる姿を見て見たかったでしょう。でも見えなくても5人のお子さんを立派に育て上げ、その子たちはお母さんの頑張る姿をしっかり見て、いまその経験を次の世代に繋いでいる。素晴らしいお母さんだったと思います。身近に目が見えない人がいるのでとても心を揺さぶられました。
4、自分の子供の顔も見れないなんて地獄でしかないウクライナとロシアもそうだけど関係ない人間を巻き込むのは辞めてお互いトップ狙いの作戦に変更するべきなぜ周りを巻き込んで関係のない人を殺したり戦わせたりするのかわからない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/71c025ba9e2cba3b4367339ee5fdef2d928da3ed,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]