事件概要
広陵高校(広島県)は、夏の甲子園2回戦を辞退することを発表しました。辞退の理由は、野球部内での暴力問題と、それに続くSNS上での誹謗中傷や寮への爆破予告が発生したためです。日本高野連からは、複数の部員による下級生への暴行について厳重注意を受けており、校長の堀正和氏は生徒や教職員の安全確保を最優先にした結果として辞退を決断したと述べました。
広陵高校は7月7日に旭川志峯を破り1回戦を突破し、14日に津田学園との2回戦を控えていましたが、今回の辞退により不戦敗となりました。
コメント
広陵高校の辞退は、ただの不祥事にとどまらず、社会的な問題に直結する出来事です。暴力行為はもちろん許されるべきではなく、特にスポーツの場においては、その影響が大きいことは言うまでもありません。しかし、これに付随する誹謗中傷や爆破予告などの行為は、さらに深刻であり、根本的な社会問題に目を向けるべき時が来ていると言えます。
この事件は、部活動の指導体制に深い問題があることを示しています。指導者や学校の責任は重く、適切な監視と教育が必要です。
また、SNSを介した誹謗中傷を防ぐためには、学生への倫理教育やネットリテラシー教育の強化が急務です。爆破予告など、命に関わるような脅迫行為に対しては、警察と連携した対応が求められます。
広陵高校の辞退を単なる事件として片付けるのではなく、この問題をきっかけに、学校や社会全体の教育体制を見直す必要があるでしょう。
ネットからのコメント
1、学校が被害者を装っていないか。一番の被害者はいじめを受け転校を余儀なくされた元部員である。まずはその生徒に対する監督・部長そして学校としての心からの謝罪があるべきである。次に、根拠なき誹謗中傷は確かに良くないが、そういった事態を招いたのは監督・部長を含む学校サイドにあるのではないか。失礼ながら広陵高校にとって野球部は学校運営上の金の成る木であるため、被害生徒のことよりも甲子園出場こそ最優先課題だったとしか見えない。報道が正しければだが、カップラーメン事件で被害を訴えた部員に対する監督の恫喝めいた発言は、被害者救済なんて発想などは無く、なんとか隠ぺいしようという意図しか感じられない。
当面は第三者委員会報告に注目だが、あまりにも初動対応を誤りすぎたし、その代償として来年同校をを志願する生徒は激減するだろうが自業自得としか言いようがない。
2、校長の会見は 我々広陵高校はSNSの被害者てある みたいな言い方で違和感を感じる。いじめられた生徒一人を救えないばかりか 全校生徒を被害者にしてしまった。進学就職に少なからず影響すると思う。いじめた野球部員を退学にして いじめられた部員を残すことができない学校だから 今後の生徒募集や野球部の存在も困難を極めると思う。
3、爆破予告はいくらなんでもマズイよ。それはさすがにアカンと思うよ。けどさ、そもそも爆破予告があったって本当なのだろうか?警察が発表していないんですが。謝罪会見なのに自分たちも「被害者です」って態度が出てでちょっとモヤモヤする。爆破予告が事実だったとしても、警察入ってるんだし謝罪会見でわざわざ言う必要はなかったと思う。
4、日本の部活動はスポーツ観点では貢献してるのかも知れないけど、売名目的でスポーツさえ出来ればあとは何でも良いといった履き違えをした学校があるのかも知れない。
こういう出来事を目の当たりにすると、教育とスポーツは切り離した方が良いんじゃないかなと思ってしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ebfb1f40d514870758a7ac88c6c9132af76c367,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]