事件概要
2025年8月10日、ロシア外務省のザハロワ報道官は、第二次世界大戦の終結80周年を迎えた9日に、旧ソ連の対日参戦が不当だとする岩屋毅外相の発言に対し、容認できないとする声明を発表した。岩屋外相は、当時有効だった日ソ中立条約に違反していたと指摘し、ソ連の対日参戦は不当であると主張。
これに対し、ザハロワ報道官は、北方領土の帰属変更は国連憲章に基づく合法的な手続きだとし、対日参戦に関してロシアの主張が正当であると強調。さらに、日本は戦後処理を完全に受け入れておらず、東アジアでの責任を回避しようとしているとの立場を示し、日本にアジア侵略の責任を認めるよう求めた。
コメント
戦後80年を迎える中で、未解決の問題が浮き彫りになった。ロシア側の一方的な主張と日本側の反論は、単なる領土問題を超えて、歴史の解釈と国際関係の根本的な不和を浮かび上がらせている。特に、北方領土問題や戦後処理についての異なる立場が明確になっている。現在の国際秩序では、過去の戦争の結果が完全に受け入れられず、各国の歴史認識が対立を生んでいることは深刻な問題だ。
これを解決するためには、過去を正しく認識し、各国間で真摯な対話を重ねることが不可欠である。さらに、歴史的な事実を政治的な道具として利用することなく、実際の問題解決に向けて建設的な協議を行うべきだ。
ネットからのコメント
1、「東アジアで犯した多数の罪」って、ソ連が行ったシベリア抑留とか満州での虐殺のことですか?日本の降伏文書調印が9月2日、北方四島まで占領して作戦を終えたのが9月5日。降伏した後も侵攻続けていたんですね、国際法ではどうなるんですかね。
2、そもそも対日参戦が条約違反であることは旧ソ連が認めている以上、今回のロシア側の発言はそれを覆しうるものです。現役で侵略行為を行っている国があそこまでの講釈を垂れるのですから、ロシアのポジションというのはいかなるものか分かりますよね。
3、ロシアはウクライナ侵攻で疲弊しています。どんな状態で終結するにしてもロシア経済はボロボロになった状態になります。世界的な信用も失墜し、国内経済の立て直しが必要になります。そこが北方四島を取り戻す最後のチャンスだと思います。
その為にも、もっとウクライナ支援に力を注ぐべきだと思います。
4、池田末男少将が占守島でソ連軍に大打撃を与えていなかったら、おそらく北海道にソ連が侵入して来てたでしょ。アメリカもソ連の侵略を牽制したけど、身を持って日本人の強さを知って侵攻の足が止まった。玉音放送後の8月18日に占守島で日本軍が北海道を護るために最後の戦いをした事、今も第11戦車隊が士魂を継承して北海道でロシアににらみを効かせてる意味をもっと広く知ってもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/df210a78862f3985416fc205f01fccdbe33a131f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]