事件概要：
2025年8月7日午後6時35分ごろ、埼玉県上尾市のJR上尾駅に停車した高崎線の普通列車（15両編成）で、ホームと反対側のドアが開くトラブルが発生。ドアの開閉を担当していた車掌が「一時的な睡魔に襲われた」と説明し、駅到着に気づくのが遅れたため、反対側のボタンを押してしまった。

乗客約2,000人が乗っていたが、転落などの事故は発生せず、約8分後に運行が再開された。車掌の健康チェックでは問題がなかったと報告されている。
高崎支社は、トラブルを国土交通省に報告し、全乗務員への指導強化を表明。

コメント：
この事故が示す問題は、鉄道会社の安全管理や乗務員の健康状態に関わる深刻な課題です。特に、車掌が「一時的な睡魔」に襲われたというのは、職務を遂行する上で致命的な注意欠如を意味します。規模の大きな列車において、乗客の安全を守るべき立場にある人が、心身のコンディションに不安を抱えているのは許されるべきではありません。

まず、乗務員が万全な状態で業務に臨むための規則を強化すべきです。定期的な休憩の導入、睡眠障害への対策、勤務前後の心理的評価などを徹底し、健康管理を徹底的に行うことが必要です。また、システム的にも、ドアの開閉に関する自動チェック機能を導入し、車掌の誤操作を未然に防ぐ技術的対策を講じることが求められます。
列車運行の安全を守るために必要な管理体制の見直しと、乗務員への徹底した指導が欠かせません。

ネットからのコメント

1、統括センターになって乗務員の泊まり勤務の前や夜勤明けで企画やらイベント業務をさせられているとSNSで話題になってますが本当でしょうか？居眠りしてしまったとのことですが、疲労が蓄積しこんなミスが起きたのもある意味頷けると思います。命を預かる乗務員にあれこれさせて疲弊させ、取り扱いミスをしても「指導を徹底する」と個人の責任に押し付けるのがJR東日本やり方でしょうか？せめてここは指導をするとかだけじゃなくて事象の背景要因を調査し、必要があれば労働環境を改善してまいりますとか言えないものだろうか

2、こういう事象はすべて、自己責任にしてきます。そうしないと組織の問題になって大きくなるからです。個人、人を人として見ていない証拠でもあります。指導するといってもホームを確認する、停止位置を確認する。それをもって開扉するという現状とは全く変わらない上に今回の眠気とは関係ない指導を行うと思います。結局はぬ無垢なる人の自己管理が悪いという結果に紐づけるわけです。乗務員に向いていない人もおります。適材適所、人間らしいマネージメントをしてあげて、魅力ある仕事にしないとJRといえども未来はないです。

3、「車掌は上尾駅に到着する前からずっと下を向いており、眠っているように見えた」って気づいてんなら注意してあげなよ。それにしてもJR東は車掌業務以外にも開いてる時間に色んなことをやらせてるらしい。また人も足りてなくて休日出勤が常態化してるらしい。そんな状態を会社は知ってるけど「近い将来、運転士も車掌もいらなくなるので人は増やさない」って感じなのかな。それでいいのかＪＲ東。

4、眠くなることくらいあり得るし、本当に寝てしまって運転士からのブザーで起こされることがあっても仕方ない。

ただし、その後慌てて適当に開けてしまうことが問題だ。扉の窓を開けてホームを指差ししてから開ける動作をしていないのだ。基本動作の過怠が問題だ。染み付くほど身についていないわけ。