事件概要:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、パーク内への食べ物や一部の飲み物の持ち込みを原則として禁止している。これは、安全性向上のため、金属探知機やX線検査装置を使用した手荷物検査を実施するためだ。持ち込みが発見されると、食べ物は廃棄またはパーク外で食べることを求められる。ただし、アレルギー対応食やベビーフード、小さな子どものおやつは例外として許可される場合がある。
また、食べ物の持ち込み禁止理由は、特に夏場の暑さで食べ物が傷み、食中毒を引き起こす可能性があるためとしている。一方、水筒やペットボトル飲料の持ち込みは許可されているが、密閉できない容器やアルコール類は持ち込めない。
コメント:テーマパークの安全管理は重要であり、持ち込み禁止措置は来場者の安全を確保するための理にかなったものと言える。しかし、ルールが明確に伝わっていないことや、持ち込める物とそうでない物が一部曖昧な部分が、訪れる客にとっては混乱の原因となりうる。特に飲食物の持ち込みを禁止する理由として「食中毒を防ぐ」という点が挙げられているが、その背景にあるのは単に施設の管理側の都合だけではなく、来場者がルールを守らず食べ物を持ち込んでしまうリスクの大きさであることを理解するべきだ。
また、ペットボトルの持ち込みについては、誰でも手軽に水分補給ができる点が評価できる一方、持ち込み可能な容器の種類に関する具体的な規定をより明確にすることで、今後の混乱を防ぐための改善が期待される。
ネットからのコメント
1、「食中毒うんぬんは建前」という意見が多いですが、食品営業許可の取得時に衛生面についてかなり厳しいチェックが入るため『持ち込み禁止』としている施設は多いです。もちろん売上面を考えてのことでもありますが、食中毒の疑いがある場合は一定期間閉店をした上で保健所の検査を受ける必要があるので、持ち込みされると色々と面倒です。あまり知られていませんが、ホテルも規約を確認すると飲食物の持ち込みは禁止となっているところが多々あります。ディズニーもUSJも園外にピクニックエリアがあるので、持参した食事を食べたい人はそこで食べれば問題ないですよ。
2、正直、売上げというのが第一。食中毒云々はゲストのためというより施設の保身のためです。何かあれば施設の衛生責任を問われかねないからです。良かれと思ってしたことが、仇となることが非常に多いです。
でも、それってぜんぜん普通なんですよ。飲食を提供する施設は原則外部からの持ち込みは禁止。ホテルも今ではコンビニで買い物してから というのが当然みたいになってますが本来はダメなはず。そのためにルームサービス、レストラン、ミニバーがあるわけですからね。
3、万博はパビリオン自体も仮設建築物扱いで建ぺい率なども特例が認められてる通り、持ち込み飲食なども緩めの特例が認められてるのかもしれませんね。あれだけ自由に持ち込みできるのに、場内は全くゴミが落ちていない清掃の徹底ぶりとゴミを散らかさないお客さんの意識の高さには感心します。
4、衛生管理もあるが、テーマパーク運営はアトラクションチケットのみならず飲食代やお土産、VIPパス、ホテルなどの多角的な経営によって成り立っているからでしょう。遊園地ではなく、テーマパークとしての質を維持しゲストを楽しませるためには園内でお金をおとしてもらうことが大切ですし。そもそもディズニーやユニバまで行って外から持ち込むのはいかがなものか。別にディズニーやユニバなんて娯楽であり、行かなくても良いのに見栄はって行く必要ないと思うけど。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc67de257dde9c5907b8686d9ff74485f565a86,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]