事件概要:令和7年1月22日、広島県の広陵高等学校の寄宿舎で、同校硬式野球部の2年生部員4名が1年生部員1名に対して暴力を伴う不適切行為を行った。加害生徒はそれぞれ被害生徒の部屋を訪れ、胸を叩く、頬を叩く、腹部を押す、胸ぐらをつかむなどの暴行を加えた。学校は事件を直ちに把握し、被害者と加害者双方に聴取を行い、再発防止策を策定した。
その後、広島県高野連を通じて日本高野連に報告し、硬式野球部には厳重注意、加害生徒には公式戦出場停止という処分が下された。被害生徒は3月末に転校した。学校は再発防止に注力することを宣言している。
コメント:このような暴力行為が学校内で発生したことは、非常に衝撃的であり、許されるべきではありません。特に、部活動というチームスポーツの場で起きた暴力は、仲間やチーム全体の信頼を根底から揺るがす事態です。広陵高校は事件を迅速に把握し、被害生徒や関係者への対応も迅速に行いましたが、問題の本質は、暴力が許される環境が存在したことにあります。学校や指導者がこのような行為を未然に防ぐためには、暴力行為に対する厳格な態度を徹底することが求められます。具体的には、部活動の指導における精神的なケアの強化、暴力行為が発覚した際の処分基準の明確化、そして定期的な監視体制の導入が不可欠です。
加害者にはその行為に対する深い反省と、更生のための支援が必要です。教育機関として、暴力を排除するための方針が確実に実行されるべきです。
ネットからのコメント
1、で、暴力振るわれて転校を余儀なくされた生徒は「転校後1年間は選手登録ができない」という事実を抱えているのですが、それに対する言及はこれにはないです。今回の件は刑事事件なので、広島県警が動いている(はずです)。未成年の容疑者が全国放送で名前と顔が大きく映し出される。その保護者もスタンドで映し出される。学校は生徒募集に著しい悪影響を自ら受けることになります。「初動を間違えると、全て悪い方向に向かう」という事例として覚えておきましょう。高野連を管轄する内閣府、大会の後援となっている文部科学省はいずれも何のコメントも出されていないようです。「青少年の健全育成」とは全くかけ離れた今回の学校と高野連の対応には、国民は納得していないと思います。
2、寮生では、昔から有りがちな事案ですよね、被害者側は、泣き寝入りしお金も使い転校までするしかなく加害者側は、俺たち夢の為甲子園で頑張って来ますって事だよね。
これを、学校側も応援してくれって言ってるんだから、オレの息子なら黙ってはいないけどね。おかしすぎる世の中。せめて、転校先で大切な仲間に出会えると良いけど。
3、野球部に限らず、こういった旧態依然とした気質は、やはり今でも残っていると改めて痛感する。しごきと躾は全くの別物だし、今回の件は警察沙汰の刑事事件になってもおかしくない。あと、学校と高野連がグルになって隠蔽しようとするのも、正直やめてもらいたい。
4、もう寮生活自体が古いのでは。24時間監視し続けるのは難しいし、心身が発達段階の学生に対し自主性だけに任せるのも難しい。野球なら一つの目標に向かって練習を重ねることはできるけど、私生活は千差万別あり、今回のように『カップラーメンは禁止』とか独自のルールで縛ることは古いのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/75f62a1d013cf1a15b1d8cedd03e4598a0d7bea3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]